理系が、ここまでとは
まもなく息子福山の大学も春休みに突入する。
春休みに入る前に、テスト期間があるらしい。
息子福山は、2回生を2回体験している。
だから、単位を余裕を持って獲得しようと当初考えていたが、システム的にそんな余裕がなく、計画通りに授業がとれなかったために、単位がギリギリとなり、進級できるか不安がっていた。
まだ、テストはこれからなので、現時点では不確かな事柄であるが。
理系は文系に比べて必須科目のコマ数が異常に多い。
理系は、もともと留年率が高い。
その中でも最も留年率が高い科に所属している。
だから、ある程度の覚悟はしていた。
入学当時の仲間も、息子福山が留年をした時までに、2人退学しているぐらい厳しい現状なのである。
それを思えば、息子福山は、指定校推薦なのに、頑張っている方である。
今年は、研究室にも所属して、時間に縛られる事も多くなった。
実に、安心していたのである。
さあ、就活の心配と心配するのはその部分と思っていたのであるが、また、再び、留年の心配をしなければいけないなんて。
息子福山が自分で選んだ道とはいえ、まさか理系進学がこんなに困難な道だったなんて、想像を超えている。
自分の中の大学生のイメージは、バイトをしたり、コンパをしたり、サークルで騒いだり、と楽しい大学生活をイメージしていたのであるが、現実は、厳しい。
留年をした時に、息子福山は大学生活を振り返っていた。
大学に入学して1年は、何が何だか無我夢中の毎日であったそうだ。
しかしながら、まだ、この流行病が流行る前だったので、仲間に助けられながらの大学生活だったようである。
仲間がいなかったら、乗り越えられなかった過酷の道だったみたいである。
コロナ禍の期間中は、オンライン授業となり、自宅にいても部屋からは、なかなか出て来れないぐらいの授業と課題の毎日であった。
そろそろ、まんぼうが出そうであるが、春休みまで、後わずかなので、対面授業は続行らしい。
もし、留年ならば、息子福山はどうするのだろう。
前回の留年でも、息子福山は悩んだ。
退学する事を考えていたが、それでは短絡過ぎるからと、留年、休学、退学の3択をよく考えるようにと。
理系の学費は高い。
今回、留年が決定すれば、ストレートで大学院まで行けたぐらいの学費がかかる事となる。
まあ、留年問題を一人で抱え込んでいるよりも、気持ちを吐き出してもらって、テスト期間に突入する方が、本人のストレスは和らぐかもね。
こちらとしては、気が気ではないが、
とりあえず、まもなく行われるテスト期間を越えるしかないであろう。
粘れ、息子福山。
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