あの子、どうしてる
ドラマ、二月の勝者-絶対合格の教室-を本日見ました。
面白いですね。
中学受験を面白おかしく楽しんでいる訳ではなく、すごく興味深くみているわけなんですけど。
今回は、教育熱心の父親の登場でした。
教育熱心の父親というと、思い出します。
アメブロで、塾に通わせず、東大卒の父親が指導し、中学受験に挑み、合格を勝ち得たブログです。
ずっと、興味深く、そのブログを追っていました。
その子は、中学に進学した後、どうなのかが、すごく気になるのですが、その後の話はなしのつぶてで、わかりませんが、
このドラマは、中学受験の上位校ではなく、中堅校の進学塾が舞台なので、どういう策で、子供たちを合格に導くのか、すごく興味を持っている訳であります。
上位校の塾のカラクリは知っていますから。
中学生の息子福山が通っていた進学塾がまさに、そうだったからです。
カリキュラムが違うんですよ。
大人が考え抜いたカリキュラムで、先取りで、最短でポイントを掴む方法で、子供達に錯覚を起こさせる手法です。
その方法で、3年間学び、進学した後、どうなるか、考えただけで恐ろしくなりました。
進学塾をやめたのは、本人の意思でしたが、我が家は、これでよかったと思っています。
その進学塾に通った子達は、結局、高校でも提携塾に通い、大学受験をする訳で、かなりの大金をその塾に落としたのではないですかね。
うちの子だって、一生懸命勉強したのに、早稲田はおろか、マーチにさえも引っ掛からなかったと思っている人がいたら、そもそも塾選びが間違っていたからです。
もし、良い大学に入る事がゴールと思っている方であれば、息子福山が入っていた進学塾をお勧めします。
しかしながら、ゴールは大学ではないんですよね。
いかに充実した一生を終えられるかが、テーマだと思っています。
小学生の頃に、アジフライは、塾に通っていました。
塾の先生は、もと小学校の教師でした。
その塾で、一人の男子と競って、算数の問題を解いていました。
その当時、自分はすごい優秀であると思っていました。
中学に上がって、初めてのテストで、自分より数学の点数が良かった男子に向かって、「なんで数学そんなに出来るの?」と質問してました。
他を認めた時でした。
小学校では無敵だったのに、この敗北感。
今までは、人と競って勝つことが楽しかったのですが、他人と比べる事をやめて、勉強にのめり込んでいったのです。
それが、中1の時でした。
私よりも数学の点数が良かった男子は転校して行ってしまいましたが、今、どうしているのでしょうか?
今回のドラマで、テストの結果で、クラス替えが発表される場面が出てきますが、そんなのくそくらえと思います。
学ぶって、もっと深いものだぞ。と。
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