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デジタル変革時代における地域課題解決

1月17日(月)13:00-14:30に開催されるオープンガバメント推進協議会主催のオンラインシンポジウムで基調講演をさせていただくことになりました。

■令和3年度オープンガバメント推進協議会オンラインシンポジウム

テーマは「デジタル変革時代における地域課題解決について」

2019年からアデコグループのModis社と連携して取り組んできたエンジニアの社会課題解決プログラム「地方創生VI」がまさにデジタル変革時代の地域課題解決に向けたアプローチとして一つの手段なのかなと感じています。

プログラムは年間を通して実施し、エンジニア職の方々が普段の仕事だと出会うことがほとんどない多様な地域住民の方と継続的な交流を通して地域課題に触れていきます。

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大切にしていることは、事業者として地域に関わるのではなく、一個人として関わること。

今年の正月はプライベートで東北地方の飲食店に手伝いに行っているメンバーもいました。ほんと尊敬しますよね。

このプログラムのベースはデイビット・コルブ氏が提唱している「経験学習モデル」をベースに設計していて、

①具体的経験
②内省的観察
③抽象的概念化
④能動的実験

というサイクルを地域をフィールドに実践していきます。

ポイントは②の内省的観察。
地域住民との関わりや地域課題の理解状況などを、スキルの観点や人として対話ができたかどうかなど人としての器の観点などで内省していきます。

そうすることで、普段エンジニアという職種と交流することのなかった地域住民のみなさんが徐々に打ち解けていってくださり、共に地域課題解決を推進する仲間となっています。

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今、僕らが活動している日本社会は人口減少時代を迎えており、公共サービスや事業を推進していくには従来の行政手法だけでは解決できない状況にあります。

その解決方法の一つとしてエンジニアが自らの経験やスキルを活用しながら、地域住民と信頼関係を構築し、同じ目線で地域課題解決に取り組んでいくことで少しでも社会を良くしていけたらいいなと本気で考えています。

現在は全国16の地域で活動をしているのですが、上手く推進できている地域もあれば、そうでない地域もありますので、急がずに本質的な目的を見失わずにコツコツと活動していきたいです。

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▼令和3年度オープンガバメント推進協議会オンラインシンポジウム

1 趣旨・目的
 オープンガバメントを推進する自治体として、今後、どのようにデジタルを活用し地域課題を解決していくのか、また、求められる官民連携の実現に向けて、有識者による基調講演及び各首長によるディスカッションをオンラインにより全国に発信します。

2 開催日時  
 令和4年1月17日(月)13時00分から14時30分

3 開催形式 
 出席者をZoomで接続し、YouTubeでライブ配信を行います(オンデマンドによる見逃し配信あり)。
 視聴者は、チャットで質問参加が可能です。
 【視聴用URL】https://youtu.be/sRdy8QPw9Ac

4 テーマ
 デジタル変革時代における地域課題解決について

5 プログラム 
(1)基調講演  
    ボノ株式会社 取締役 最高執行責任者 谷津 孝啓 氏

(2)パネルディスカッション
  ア パネリスト
    室蘭市長、郡山市長、つくば市長、千葉県知事、千葉市長、浜松市長、桑名市長
    奈良市長、武雄市長、ボノ株式会社 谷津氏 
  イ モデレータ
    武蔵大学社会学部教授 庄司 昌彦 氏


6 関連URL
 オープンガバメント推進協議会Facebook https://www.facebook.com/ogkyogikai
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