「『私は○○である』『世の中の人々は○○である』『私は○○であらねばならない』性格の根っこには、この３つの価値観がある」
性格の深層部には、あらゆる性格の根本とも言える３つの価値観、信念があるとアドラーは言っています。
①自己概念（私は～である）
キャリアコンサルトの資格を持っている方や、今勉強中の方は、クライエントの自己概念は何か？と、ロープレ中に想像力を膨らませたていますよね？
私の自己概念は何か？とじっくり考えてみると、「世の中の差別や不平等を無くして皆が幸せになりたい」だと思います。
私一人ができることには限界がありますが、目の前に困っている人がいると放っておけない、自分にできることは何か？と常に考えています。
②世界像（世の中の人々は～である）
私の世界像は日本人に限ったものですが、「最近は自分さえよければ他人のことは関係ないと考える人が増え続けている」ですかね。
スーパーに車で買い物に行くと、駐車場の車椅子マーク♿のスペースに、健常者のそれも家族の車が平気で駐車しているのをよく見ます。若い両親に小学生くらいの子供の場合は、両親は論外ですが、子供も何ら罪悪感を持つこともなく当たり前の行動として、大人になったら同じことやるんだろうなと悲しくなってしまいます😢
駐車場に放置されている買い物カート🛒も、次にそこに駐車する人のことを考えていない、自分さえよければ他人のことは関係ないという発想からの行動だと思います。
日常生活のほんの些細なことかもしれませんが、自分優先で他者のことには無関心なことが、最終的には政治に無関心な人々を生み出すのだと考えています。政治を自分事にすることが難しい世の中に憂慮しています。最後に困るのは自分自身なのになと思ってしまいます。
③自己理想（私は～であらねばならない）
私の自己理想は「私は人の役に立つ人間でありたい」ですね。
問題は、どうやって人の役に立つのか？です。
人命救助のスキルもライセンスもありません。
生活に役立つ物を創造する、ものづくりの技術もありません。
アスリートやアーティストのように、人々に勇気や感動を感じてもらえる能力もありません。
私ができることは、なりたい自分になるためのサポートだと思っています。
それができるために、日々インプット＆アウトプットを繰り返して、自分の対人支援スキルアップを実践しています。
自分を変えたいと思っている人はやってみて
今、自分は変わりたい！と思っている方は、①～③の３つのセットを変えることが必要だとアドラーは言っています。
先ずは自分自身のライフスタイル、３つのセットを知ることから始めてみませんか？
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