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パン屋さんをはじめるまで〜色んなパンに挑戦する

自家製酵母パンの色んな本を読み始めると、パンの作り方やレシピってその人によって違っていて、方法は色々あるんだ!とビックリ&わくわく。
当時は自家製酵母の元種を育ててパンを焼くのは自分たちで食べるため。
とにかく、本に載っている食べてみたい、作ってみたいパンを焼いていた。

仕事を辞めた直後だったので、時間とお金(は少し・笑)はある!
代表のカフェ改装や掃除を手伝いながら、「明日何焼こっかな〜♪」って感じで好きなパンを捏ねていた。
カンパーニュ、ライ麦パン、食パン、ゴルゴンゾーラはちみつパン、ベーグルやクロワッサン、丸パン、などなど本を見ながら、発酵はストーブの上だったり家電の上に置いたり。

発酵器はなく、焼くのも電子レンジのオーブン機能で。
当時の写真をみると、すごい不恰好だけど!笑
ワクワクで、自分が楽しいパンっていうのを感じる。
自分で焼いたパンは時間はかかるけど、焼きたてを食べられるし、何より作る過程が楽しかった。酵母菌を培養して、それが小麦粉を発酵させてふわふわの生地になる可愛さ…
食べるだけだったら知らなかった菌の活動を目の当たりにして、菌と発酵に興味を持つ様になった。

この頃から、近くにあるパン屋さんに行って、惣菜パンじゃないパンを買ったり、石窯や自家製酵母など、こだわりのあるパン屋さんにも行く様になり、色々食べて研究する様になったのである。


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