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停滞


自分が本当にやりたいことがあるのに

生きるためにやらなければならない事で

心と体をすり減らし

疲れ切って何もやる気が起こらない

そんな気持ちの中に居ませんか?

自分と志を同じくする仲間が

自分を横目にどんどん前に進んでいく

それを見て焦り

自分が置かれた境遇を憎み

なんで自分ばかり

こんなに邪魔が入り

思うように前に進むことができないんだろう

そんな風に思うことはありませんか?

そんな風な思いが自分の心の中を

占めていること自体

「自分はなんて身勝手で、卑屈で、

心が狭い人間なんだろう」と

自分のことを嫌いになることはありませんか?

ですが、自分のことを責めても

何一つ良いことはないんですよね

自分自身が自分の苦しい思いを理解してあげず

貶(けな)し続けると

自己肯定感がどんどん下がり

自分が思った通りのダメな人間になっていく

だからネガティブな言葉ではなく

こんな心情になっている自分も

「そんな感情になっても良いんだよ。

辛かったね。

でもそんな自分でも

ここに生きていて良いんだよ」

そんな風に、ありのままの自分自身を

受け止めてあげてください

ネガティブなことを

ネガティブと感じない人には

きっとこんな事を考える人の気持ちは

理解できないでしょう

周りからは何も言われていないのに

誰からも競争の申し入れも

受けていないのに

他人は自分のことで精一杯で

私のことなど何とも思っていないはずなのに

私だけが勝手に競争意識を抱き

生い立ちも、境遇も

スターラインも

目指すゴールも

全く違うのに

それでも先を行く人を見ると

その人達がまるで全て順調に行っているように

勝手な解釈をして

「それに引き換え自分は

なんて恵まれない環境にいるんだろう」

そんな風に物事を悪い方に考える

心理学に関する本を読み

生き方についての様々な本を読み

ためになる動画を視聴して

分かったような気になっていても

結局私の心の底には

いまだに拭い去れない

ネガティブ思考や

自己否定の悪癖が

しぶとくこびりついているようです

人の性格を変えることって

本当に難しいんだな

そう思います

こんな事でもがいている自分を

数年後の自分は

「昔はあんなこともあったよね」と

穏やかに笑いながら

懐かしむ日が来るのか

今は嫉妬、葛藤、停滞、無力感、といった

重く厚いコートを脱ぎ捨てようと

一人もがき続けながら

1日、1日を過ごすしかないんですね

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