【ゼロから1人農業で生計を立てる】

2023年7月30日 13:31

八ヶ岳ピースファームではジャガイモの収穫が始まりました。

6年間スコップで芋掘りしてきましたが、今年からはついに機械を導入。

写真は噂のコロッケさん。ジャガイモ収穫のヘルプにわざわざ大阪から八ヶ岳まできていただき、ジャガイモ収穫を一緒に行いました。

農業に理解あるコロッケさんは自然栽培のジャガイモから本当に美味しいコロッケを作ってくれます。多分、地球上で一番美味しいコロッケを作っています。

農作業は機械の導入により格段に時間を短縮できるようになりましたが、機械収穫には特徴があり、今までのような「植える深さと間隔」ではダメだということもわかりました。

なので、機械を導入しても今年はスコップ収穫もいくらか必要になっています。来年はやり方を変えて栽培して、スコップ堀りがなくなるようにすることが目標です。

スコップで掘りながら、「1人で自然栽培ジャガイモ専業農家でやったら、どれくらいの面積を栽培すれば食っていけるか？」をテーマに考えてました。

【慣行栽培の場合】→1反（300坪）3tのジャガイモが収穫できるらしい。出荷価格150円。

【自然栽培の場合】→半分として1.5tのジャガイモが収穫。倍は難しいだろうから出荷価格250円と仮定する。

これでざっくり計算すると新卒年収250万くらいにするためには、14反（4200坪）を全部ジャガイモにして21t収穫、売上525万。

(￣￣)「１４反のジャガイモ畑を1人でやるのかぁぁ・・・・できなくはない・・かな。」

しかし、農業は種を植えてから、収穫まで、ジャガイモたちは外にずっといて、集中豪雨で危なくなったり、暑すぎるからといって別の場所に避難させることもできません。リスク（外部環境）に常に晒されてる状態です。万が一、そういう年になってしまったら収入ゼロ。

かといって室内で温度、栄養、光を完全にコントロールされたお野菜は食べたいとはなかなか思えず。。。

やりたい「農業」「ライフスタイル」をするためには覚悟と準備が必要です。

覚悟を宿した八ヶ岳ピースファームの無農薬無肥料の畑と田んぼ。興味がある方は、夏休みに農場見学を行っているので興味ある方はぜひお会いできたら嬉しいです。日本の農業を変えたいです。

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