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他人の人生を生きるためにすること。


おはようございます!
ご覧くださりありがとうございます!!

今日は、芝居について!


題名にもしましたが、芝居って「他人の人生」を生きるんです。自分の経験したことの無いことを経験してる人とか、自分とは違う性別の人とか、動物とか…

私は、芝居に出会って10年になり、今まで25作品ぐらいに出演してきました。その中で、男の子役も演じましたし、天文学者の許嫁も演じましたし、老人猫などなど様々な役を演じました。

「他人の人生」を生きるには、まず、その人が生きてきた人生を見ていかなきゃいけないです。役者のもとには、台本はありますが台本に書かれている時間以外のその人の生きてきた様子は書いていません。だから、自分で考えて、探らなくてはいけないんですね。時間はかかりますが、楽しいです!特に、周りの役者と共有したりするが面白いです!お互いの役の接点とかも見えてきます。

自分が経験したことのないことを経験している役を演じるには、勉強しなければいけないです。
例えば、上にも書いた「天文学者の許嫁」の役。時代劇で江戸時代の話でした。まず、私は江戸時代に生きたことがないですし、許嫁になったこともありません。この作品はキャスト全員でめちゃめちゃ勉強しました。
同じ時代劇系では、平安時代の話もやりました。この時は、「天皇の妻」の役を演じました。息子が大好きで、息子を天皇にしたいと強く願う母親役です。これも私は平安時代に生きたことはないですし、息子もいません。この作品も勉強会をひらいたりして全員で勉強しました。
時代劇だけではなく、どの作品も勉強は必要です。今年の3月に公演した作品では、「ラグビーが好きな小学生の男の子」を演じました。その時は父親役のキャストと一緒にラグビーボールの投げ方を勉強したりしました。稽古後に残って投げあったりしてました。

役者ってただ台本覚えて演じるだけではないんです。


演じる役の人がどのような時代に、どのような思いで、どのような人達に出会い、どのような人生を送ってきたのか。また、この作品で何を伝えたいのか。


考えなきゃいけないことは山ほどです。
しかも稽古しながらですからね!稽古も本読みから始まりますが、その時点で多少考えられてないと、演出家からの「ダメだし」が大変な量になりますし、稽古が進まないんですよね。全員が本読み前に台本を読み込んで来るんです。私も周りに置いていかれないように台本読みまくってます!

芝居をするってめっちゃ大変なんです。
稽古のたびに「辞めたい」って思います。笑
でも、公演終わると「またやりたい」って思っちゃう不思議なものです。

「他人の人生」を生きるということは、役者をやってるからこそ経験できることですし、楽しいです!だから辞められないのかもしれないですね!!

こんなに偉そうなこと書きましたが、私もまだ芝居を初めて10年ですし、プロでもないです。でも、このnoteを見て少しでも「芝居」、「演劇」に興味を持ってもらえると嬉しいなと思います!!

今後は私が出演した作品についての話もできたらと思います!!

私が所属している劇団はスタジオを持っていて、そこに客席と舞台セットを作ります。
今日の写真は、ある公演で舞台セットができた時の様子です!!

実はこの舞台、暗転の中でブラックライト当てると光るんです!!
公演ごとにセットを変えられるのは、スタジオを持っている劇団ならではだと思います!!

では、今日はこの辺で!
また明日よろしくお願いいたします!

#演劇 #芝居 #役者 #毎日投稿 #毎日note #大学生

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