見出し画像

「コイコワレ」乾ルカ 

「コイコワレ」というタイトルの意味が??で良くわからず読み始めましたが、各章のタイトルは全ての章のタイトルに「逅」「恋う」「乞う」「考」など、「コウ」という読みで統一されていることだけは分かりました😅
「逅」が読めなくて、辞書を引いちまいましたが🤣

太平洋戦争末期を舞台にしていますが、戦争がなければ出会わなかっただろう2人の少女が対立しながらも成長していく姿が描かれてます。

それぞれ互いへの憎悪に苦しみ、悩みながらも自分を律していく姿に、読んでる方が心を打たれました!✨❤️
そして、乾ルカさんの文章がとても美しい。感動満載のセリフに感動しまくりでした🥹

少しだけ紹介しちゃいます🤭

「おめは憎しみを相手にぶつげるもんだど思ってる。憎らしさを争いの理由にすっぺどしてる。それは弱えもんの考えだ」、、、、、、、、、、、あの子が嫌いでどうすっぺもね自分の気持ぢど、まず戦え。、、、、、」

「嫌いな相手には特に意識して、誰よりも丁寧に、親切になさい。」

「本当に強い者は、憎しみを相手さ向げね。その、自分の憎しみど戦う」。

これ以上書くと完全ネタバレになってしまうので、この辺で。
是非読んでみてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?