![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120593960/rectangle_large_type_2_d907f24df79961447b459062c0249f4c.jpeg?width=800)
ブロッコリー効果
こんにちは、美桜(みおう)です
今日もご覧いただきありがとうございます
本日は1年中食べることができますが、実は旬が11月から3月のブロッコリーについてお話ししていきます
ブロッコリーの栄養成分について
ブロッコリーには優れた抗酸化作用をもつ栄養素が豊富です
特にβ-カロテンが豊富に含まれており、その含有量はキャベツの約16倍もあります
さらにビタミンCはレモンよりも多く含まれています
また、がん予防が期待できる成分として注目されているスルフォラファンも含まれており、アメリカの国立がん研究所が疫学調査の結果に基づいて発表した「がん予防が期待できる食べ物」ランキングで上位に入っているほどです
ビタミンA
ビタミンAは目の機能、皮膚や粘膜の健康を保つために必要なビタミンです
粘膜のダメージを回復する効果や免疫力を高める効果があります
また、肌荒れ予防にも効果が期待できます
強い抗酸化作用を持ち、アンチエイジングにも効果があると言われています
脂溶性のビタミンなので油と一緒にとることで吸収率がアップします
ビタミンB2
ビタミンB2はエネルギー代謝に関わる栄養素で、皮膚や粘膜の保護・発育の促進といった働きをします
欠乏すると、口内炎や口角炎などの原因となるビタミンです
ブロッコリーの可食部100gあたりのビタミンB2は0.23mgで、芽キャベツと同等の含有量になっており、ビタミンB2を多く含む野菜の一つといえます
ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの合成にかかわるビタミンで、ストレスから体を守る働きをします
活性酸素を消去する抗酸化作用があり、動脈硬化の予防にも効果があります
また、皮膚のシミやしわを防ぎ、傷や炎症の治りをよくする効果があります
水溶性のビタミンで熱に弱い性質があるので、生で食べるとより効果的に摂取できます
ビタミンE
強い抗酸化作用を持ち、体の老化を抑える効果があります
不飽和脂肪酸の酸化を防ぎシミやしわの増加を防ぐ、毛細血管を広げて血行を改善する、悪玉コレステロールの酸化を防止して動脈硬化を予防するなどの効果が期待できます
ルテイン
目の網膜の黄斑に存在するカロテノイドのことです
強い抗酸化作用があり、目の病気の予防・改善に役立ちます
スルフォラファン
辛み成分のイソチオシアネートの一種で、ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜に含まれています
優れた抗酸化作用があり、老化防止や美肌効果、がん予防にも効果が期待されています
葉酸
葉酸はビタミンB群に属する栄養素で、赤血球の生産を助ける働きをします。代謝にも関与しており、細胞の分裂や成熟にも大きく関わることから、特に胎児にとって重要な栄養成分です。
ブロッコリーは、可食部100gあたり220ugの葉酸が含まれています
その他、β-カロテンや食物繊維も豊富に含まれており、毎日の食卓に取り入れたい野菜です
ブロッコリーの調理方法
水につけてふり洗いする
ブロッコリーは花のつぼみが集まっているため、間に虫や汚れがたまっている可能性があります
花蕾には撥水性があるので、流水で洗っても中まできれいにすることができません
きれいに汚れを落とすには、ボウルに水を張って花蕾を下にむけて水中でふり洗いをしましょう
蒸しゆで又は電子レンジで加熱する
水溶性の栄養素であるビタミンCはゆでると減少し、残存率は50%程度になります。蒸しゆでにするか電子レンジ加熱にすることで、ゆでるよりも多くのビタミンCを摂取することができます
茎も食べる
捨ててしまいがちな太い茎の部分もかたい皮をむけば食べることができます
食べやすい大きさの棒状や角切りにして炒め物やスープに加えたり、ゆでて和え物にするのがおすすめです
茎の部分にもビタミンCとβ-カロテンが豊富に含まれています
東洋医学でみるブロッコリーの効果
働き:五臓の働きをよくする、疲労回復、虚弱体質の改善、腎臓の働きをよくする、胃の働きをよくする
合う体質:気虚
東洋医学の気血水についてはこちら
いかがでしたか?
ブロッコリー毎年高くなっていますが、日々の食卓に取り入れやすと思いますので、ぜひ活用してみてください
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?