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山芋効果

こんにちハピネス🍀美桜(みおう)です

本日も、ご覧いただきありがとうございます
今日はこれからが旬の山芋についてお伝えします


山芋の栄養成分

山芋は滋養強壮に効果があり、昔から栄養価の高い食品として知られてきました
シャキシャキ、ねばとろ、様々な食感を楽しめる山芋が旬を迎えています
山芋の旬は11月から1月です
貯蔵性が高くスーパーでは通年出回っているお馴染みの野菜ですが、 旬の時期は値段もお手頃な場合が多い為、ぜひこの時期食卓に活用して、 山芋のネバネバパワーを健康に役立てましょう

便通を促す「食物繊維」

食物繊維には不溶性と水溶性があります
不溶性食物繊維は便のかさを増やし、腸を刺激することで便通を促します
腸内環境を整えるため、お通じをよくしたい人におすすめです
また、水溶性食物繊維は食後の血糖値の上昇をゆるやかにする、コレステロールの吸収を抑制するといったはたらきがあります

でんぷんを分解する酵素「ジアスターゼ」

とろろはジアスターゼという、でんぷん分解酵素が含まれるため、消化にいいとされています
また、とろろの主成分であるでんぷんは加熱なしでは食べられませんが、ジアスターゼがでんぷんを分解するため、生でも食べられるんです

糖質の代謝に役立つ「ビタミンB1」

とろろのビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるための代謝に関わり、主食であるごはん、パン、麺などから摂取した糖質の代謝をサポートします
ビタミンB1は熱に弱いため、効率よく摂るなら生のとろろがおすすめです

コラーゲン合成に関わる「ビタミンC」

とろろのビタミンCは肌や骨のコラーゲン合成に関わりますが、体内で合成できず、毎日の食事から摂取することが大切です
とろろの原料である山芋をはじめ、イモ類のビタミンCはでんぷんに守られているため、調理しても失われにくく、ビタミンC補給に向いています

山芋の調理方法

ジアスターゼをとるために生で食べる

芋類は、そのまま生で食べると消化吸収が悪く、下痢や胃もたれになってしまいます
しかし、山芋にはデンプンを分解するジアスターゼがあり、消化吸収を助けます
山芋に含まれるジアスターゼは、熱に弱い性質を持っています
ジアスターゼの酵素パワーの効果を最大限に引き出すためには、生で食べることです

加熱はできるだけ短時間にする

山芋は、加熱してもおいしくいただける食材です
加熱すると、生とは違った食感が楽しめます
ただし、栄養をしっかりとるなら、加熱し過ぎは禁物です
山芋は生でも食べられるため、火をサッと通すだけで十分です

酢水にはサッと漬けるだけにする

山芋は、皮をむくと酸化により色が変わってしまいます
酸化を防ぐため、酢水にさらしてアク抜きをしましょう
サッと漬けるだけで十分です

すりおろして食べる

山芋をすりおろすことで、山芋の細胞を壊すことができます
山芋の細胞が壊れると、分解酵素であるアミラーゼなどの働きが活発になります
より消化吸収を高めたいときには、すりおろして食べると良いでしょう

最後に

山芋は糖尿病などの生活習慣病に良いとされています
脾の働きをよくするので、慢性下痢や食欲不振の解消に用いられます
肺の強化により、慢性咳や喘息、腎の強化により、頻尿、老化予防に有効です
また、山芋の注意点として芋類なので糖質を摂り過ぎないように注意が必要です
たとえば、とろろごはんと一緒に副菜としてカボチャなど糖質量が多い食品を食べると、糖質の過剰摂取につながる可能性があります
著しい健康被害になるとは考えにくいですが、糖質の過剰摂取は肥満につながる可能性があるため、献立には注意しましょう
とろろを毎日食べたからといって、必ずしも健康になれるわけではありません
あくまでも栄養価の高い食品として考え、ほかの食品も組み合わせて栄養バランスの整った食事を心がけましょう



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