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ほうれん草効果

こんにちは、美桜(みおう)です

今日はほうれん草についてお話しします
冬に旬を迎えるほうれん草は貧血予防や美肌効果が期待できる栄養素が豊富な栄養満点の緑黄色野菜です
さらに、旬の時期は甘みも増して栄養価がさらに高くなります


ほうれん草の栄養成分

ほうれん草は緑黄色野菜の中でも特に栄養価の高い野菜です
旬の時期は12月~1月頃で、露地ものは寒くなるとともに甘みが増します
また、夏採りのほうれん草に比べて冬採りのほうれん草はビタミンCが約3倍も含まれています
その他にもβ-カロテンや鉄、ビタミンC、ビタミンB群などが豊富に含まれており、貧血予防や美肌効果なども期待できる栄養満点の野菜です

ビタミンA

ビタミンAは目の機能、皮膚や粘膜の健康を保つために必要なビタミンです
粘膜のダメージを回復する効果や免疫力を高める効果があります
また、肌荒れ予防にも効果が期待できます
さらに、強い抗酸化作用を持ち、アンチエイジングにも効果があると言われています
脂溶性のビタミンなので油と一緒にとることで吸収率がアップします

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの合成にかかわるビタミンで、ストレスから体を守る働きをします
活性酸素を消去する抗酸化作用があり、動脈硬化の予防にも効果があります
また、皮膚のシミやしわを防ぎ、傷や炎症の治りをよくする効果があります
水溶性のビタミンで熱に弱い性質があるので、生で食べるとより効果的に摂取できます

カリウム

カリウムは体の水分バランスを保ち、ナトリウムを排出して正常な血圧を保つ効果があり、高血圧予防に効果が期待できます
また、体内の余分な塩分を排出することからむくみの解消にも効果があります

マグネシウム

マグネシウムはリンやカルシウムと共に働き、歯や骨を作るのに必要なミネラルです
また、カルシウムと協力して筋肉の働きを調整する役割もあります
さらに、体内の酵素の働きを助けてエネルギー生産にも関わっています

ほうれん草の調理方法

ゆですぎない

ほうれん草にはアクの成分であるシュウ酸が含まれています
シュウ酸は多量に摂取すると結石の原因になると言われています
ゆでることで減らすことができますが、ゆですぎるとその他の水溶性の栄養素も逃げてしまうのでゆですぎには注意が必用です
ほうれん草の軸の太さにもよりますが、ゆで時間は1~2分を目安にしましょう

たんぱく質と一緒に食べる

ほうれん草には造血に必要な葉酸やビタミンB6、鉄の吸収を高めるビタミンCなどが豊富に含まれており、貧血予防に効果的な食材です
血液を作るもとになるたんぱく質と一緒に食べることで貧血予防の効果がさらに期待できます
肉、魚、卵などの動物性たんぱく質と大豆製品などの植物性たんぱく質をバランスよくとりましょう

油脂と一緒に食べる

ほうれん草にはβ-カロテンやビタミンE、ビタミンKなど脂溶性の栄養素が豊富に含まれています
油でソテーしたり、和え物に油を加えるなどすると効率的に栄養素を摂取することができます

根元の赤い部分も食べる

捨ててしまいがちな根元の赤い部分も栄養が豊富です
さまざまな酵素を作るのに必要なマンガンなどのミネラルやポリフェノールが豊富に含まれています
甘みもあり美味しい部分なので捨てずに食べましょう
根元の土をきれいに落とすために、根元に十字に切れ込みを入れてから洗うのがおすすめです

東洋医学でみるほうれん草

働き:血を補う、身体を潤す、貧血改善、乾燥肌改善、便秘解消、目の充血改善、不安解消
合う気質:血虚、瘀血

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ほうれん草も使いやすい食材ですよね
ぜひ日々の食卓に取り入れてみましょう

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