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イタリアの記②-ミラノ編-

夜が明けて本日はミラノ観光の日。
ちなみに日本とイタリアの時差は-7。朝の8時は日本の15時ということになります。疲労に加えて時差ボケが極まっていましたが、ヨーロッパの街並みに浮かれて元気に街へ繰り出しました。

添乗員付きツアーなので添乗員さんが様々な面で我々をサポートしてくれていましたが、イタリアでは政府に認められた観光ガイドしか正式な観光案内をしてはいけません。
ということでミラノを案内してくれる現地ガイドさんも一緒です。

この現地ガイドさんがイタリア在住の日本人の方で、いきなり語彙力が無になりますがめちゃくちゃカッコイイ女性でした。
イタリアの観光名所は多岐に渡るので、建物とか美術館単位で代わる代わる現地ガイドさんが現れる感じでしたが、このミラノのガイドさんにはイタリアがどんな国なのか、この日見た観光名所の案内、街歩きの面白情報とか色々と教えて頂き、えっ…ガイドってすごい仕事だな…を旅の初めから植え付けてくれました。
いや勿論他のガイドさんも素敵だったんですけどね。

今も見識が広いわけではないし旅行をしないと気が付かないのも如何な物かもしれませんが、狭い世界に住んでいたという回想です。旅っていいなあ!
惜しむらくは6年前の旅行なのでガイドさんの言ってたこと半分以上忘れたってことですかね!(遠い目)

仕方ないので覚えてることだけ書きましょう。肝心の観光内容です。

①ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア

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ミラノにあるどえらいアーケードです。(雑な説明)
確かこれ早朝だったと思うんだよな…朝なのであまり人がいなくてお店も開いてませんでした。歩きながら撮ってたのと当時持ってたデジカメのスペックがしょぼいので今見ると写真がモヤってますね(6年越しの感想)

観光予定が詰め詰めなので歩きながらこのアーケードの由来、全体が十字架の形をしていること、踵を軸に回転すると幸運になるらしい牡牛のモザイクタイルがあることなどの説明を聞きつつ、あまりにも西洋っぽい街並み(※本物の西洋です)に興奮しっぱなしでした。
床のモザイク綺麗ですよね!写真モヤモヤだけど!

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窓とか柱がいちいちステキで一生懸命アップめに撮ろうとしていた。
斜めっている。

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唯一開いてたカフェ。オシャの国か?
15分程度の短い自由行動の間にカッコイイガイドさんとカッコイイ添乗員さんがカッコよくcoffeeを召し上がっていてカッコ良さが天元突破していた。

②ドゥオモ(ミラノ大聖堂)

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ミラノと言えばこれ!という大聖堂です。
すごい曇天ですね(6年越しの感想)

見ての通り素晴らしい外観なのですが、当時一部修復中でした。修復中の目隠しフェンスにドゥオモっぽい模様がプリントされているのは流石ですが、その上にサムスンの液晶が…。(写真の建物の左側部分)
修復中部分が映らないように写真を撮る努力をした覚えがあります。映ってるけど。

外観を撮ったら各々自由に中に入ったりもできる短い自由時間に。
ドゥオモ前の広場には警察がいましたが、ここでガイドさんから治安に関する諸注意を聞きます。
ポケットwi-fiなどを持たずに来たので、できるだけ友人と離れぬようゾロゾロとドゥオモ内部へ。

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ドゥオモ内部すごーい!写真の曲がりっぷりとブレもすごい!!

正直暗かったのであまり写真を撮るのに向いてませんでしたが、めちゃくちゃ綺麗で静かな空間でした。無宗教の日本人こんな感想しか出てこなくてアレですね。

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あちこちにステンドグラスがある。とてもきれい。

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床のタイルがいちいち美しい。床ばかり撮った痕跡がある。

早朝で人が少なめだったのもあり、危ない目に遭うこともなく満足して観光終了。

③サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

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ミラノ観光は全てこれのために巻き巻きにされておりました。
この教会に何があるかと言うと最後の晩餐の実物です。
教会の敷地内にある修道院の食堂の壁画、それが最後の晩餐です。

少し調べるとわかるのですが、この最後の晩餐の見学予約を取るのが非常に困難な上に、少人数ずつしか入れません。奇跡的に良い具合に予約が取れて滅多にこんなことはないぜ!急ごう!
みたいな話だった気がします(うろ覚え)

レオナルド・ダヴィンチが壁画に適さない画材で描き、食堂として実用していた間は大事にもされなかったので壁画の損傷が激しいから写真撮影は禁止ということで私のフォルダに実物の写真が残っていないのですが、どうやら翌年の2015年から条件付きで写真撮影可になったみたいですね…。
時は2014年秋。また行きてえな。。

とにかく損傷が激しくて脆い絵だと聞かされてから見学したので、絵を前にして自分の呼気で絵が傷ついてしまうのではないか?みたいな畏れが沸いてしまい、終始緊張していました。

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こんな感じでミラノ観光は終わり。昼食の時間になります。
ガイドさんから
「イタリア人は米を水で炊かない。味をつけて煮る発想になるのでリゾットという料理になった」
「あちこちに寿司屋がある。日本のヘルシーフードだと思ってイタリア人はもりもりと大量に食べるので太る」
という食文化豆知識を聞きながらレストランへ。

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昼食のリゾットとカツレツ。
リゾット、カツレツ(+煮た野菜)、タルト1ピース、パン
というメニューだったんですけど炭水化物多くない…?こういうもん…?
正直6年前なのでよく覚えてないけどカツレツはおいしかったです。

ミラノ観光を書き終えてみて、あまりの写真のパッとしなさに
こんな旅行記でイタリアの良さ伝わるか??イタリアの写真下手くそ選手権になってない?という一抹の不安を覚えていますが、引き続き気侭に書きたいと思います。

次はヴェネツィアだ!

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