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YOUはどーしてPDASへ?~PDエアロスペース 海外組座談会~

(写真左から)アンシ、タルン、二コラ、カール

PDエアロスペース 宇宙ハウスメンバーの長尾です。

PDエアロスペース(以下、PDAS)は世界各国から様々な人材が集まり、外国人スタッフは社員全体の4分の1を占めています。

PDASは、国籍やバックグラウンドが異なる人材が能力を発揮してイノベーションを創出しているダイバーシティ企業です。

何故PDASに様々な人材が集まるのか、3名の外国人スタッフにお話を伺いました。

≪参加者≫
Anssi Kaakkomäki(アンシ)-機体開発チーム、フィンランド出身

Nicola Zedde(二コラ)-機体開発チーム、イタリア出身

Tharun Raj Gujjala(タルン)-エンジン開発チーム、インド出身

Carl Trautman(カール)-機体開発チーム、カナダ出身 ※通訳での参加


Q 日本も国際化が進み、東京や大阪では外国人も増えている一方、愛知・碧南まで、しかもベンチャー企業に飛び込んでくるのは勇気が要ることと思います。それでも皆さんが入社されたのには、PDASに大きな魅力があったから就職したと思いますが、どのような魅力を感じたのでしょうか?

アンシ

PDASにはチャンスと可能性を感じました。宇宙分野の会社は他にはあまりありませんし、ベンチャーであることも魅力でした。伝統的な企業と比較すると、日々イノベーションを求められる職場なので、一緒に働くスタッフにもチャレンジングな雰囲気があります。また、大企業に比べると自分が果たす役割が大きく、仕事の結果もすぐにわかることも魅力を感じました。

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ニコラ

アンシと同じで、PDASには可能性を感じました。PDASでは重要な仕事を任せてもらえるので自分の役割が大きく、短期間での開発スケジュールが組まれているため、自分の仕事の結果もすぐにわかります。たとえば、今年の1月に設計したものを、年内には試験を実施するので、早く次の開発サイクルへ移行できるという具合です。


タルン

大学では、コンピュータ支援モデリングやプログラミングなどに関連することが多かったので、CAEとテストなどの実践的な作業の両方を行う機会を希望していました。そのため、CAEとテストなどの実践的な仕事の両方ができる機会を求めていました。
また、あまりにも専門的なキャリアを積みたくなかったので、フィールドワークを含めた幅広い仕事をしたいと考えていました。
また、早い段階から宇宙機の開発プロジェクトに参加できる貴重な機会があることも、PDASに魅力を感じた理由の一つです。


Q PDASでは英語版サイトがあるものの、まだまだ小さな会社で、外国人が見つけることは難しいと思いますが、どのように会社を知りましたか。

アンシ

日本に住んでいて、航空宇宙分野で働きたいと思っていました。仕事を探していた時にインターネットで検索したところ、当時ドローン/UAVエンジニアを募集していたPDASを見つけました。ちなみに、会社の規模が小さいのは二の次でした。

ニコラ

イタリアのボローニャ大学で勉強していた時に、日本人の方と出会いました。私たちは同じ「応用航空力学」のクラスに参加していたのですが、すぐに仲良くなりました。彼は私の日本への好奇心を高めてくれたし、自国の文化がイタリアとは違うことにも興味を持ってくれたと思います。卒業後、私はイタリアの優良企業で構造エンジニアとして働き始め、多くのことを学ぶことができました。

しかし、日本への好奇心は衰えず、日本に拠点を置く航空宇宙企業を探し続けました。インターネットで検索していたら、PDASを見つけました。私は、この仕事に挑戦してみようと思い、前職を辞めて、このチャレンジのために来日しました。

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タルン

オランダの大学で修士の時に、PDASでインターンをした学生のレビューがポータルサイトに出ていて、PDASに興味を持ちました。


Q 日本と外国は生活文化も労働観も異なるので、日本で働くことに不安があったのではないかと思いますが、如何ですか?

アンシ

私は大学時代、日本に留学したことがあり、文化もよく知っていたので全く不安はありませんでした。

ニコラ

日本は安全な国ですし、治安の面で全く不安はありませんでした。しかし、アパート契約や住民登録などの手続き面では、わかりにくくて不安でした。また、日本語でのコミュニケーションも心配でした。

タルン

外国で生活することはオランダなどで経験していたので大丈夫でしたが、日本は地震など災害が多いので心配でした。日本語には不安がありましたが、インドは公用語が多言語で、地域によって異なる方言もあったりと、言葉の問題は経験していたので、なんとかなると思っていました。

写真5


Q実際に働いてみて、入社前の想像と違いはありましたか。

アンシ

PDAS自体は、実際想像したとおりでした。ただ、日本には航空宇宙のエンジニアが少ないのでエンジニアの採用が難しいことは驚きました。

ニコラ

前職は、中堅企業の構造技術者として勤務していました。PDASに入社したのは、デスクワーク(構造設計・解析)と現場での試験活動の両方の仕事ができるようになることを期待していました。来日するまでは碧南という街の存在を知りませんでしたが、ここに住んでよかったと思っています。しかし、スポーツクラブなど、仕事以外の活動の機会がもっとあればいいなと感じています。

タルン

日本人がすごく丁寧なことには大変驚きました。あまりにも丁寧すぎるので逆に自分が丁寧でないのではないかと気になりました。大学時代に別の会社でインターンシップをした時は違い、PDASではモデリングよりも実験が優先されることも驚きでした。


Q PDASの一番よいところはどこですか。

アンシ

一人ひとりが会社に大きな影響を与えることができ、その責任を任される可能性があることです。

ニコラ

やはり専門職ではなく、幅広い分野の業務ができることがよい点です。また、同僚がフレンドリーで人間関係の良さもよいところです。

タルン

責任ある仕事が任されているところが良いと感じています。また、素晴らしい同僚との出会いも大きいです。

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Q 最後に、少し将来の質問です。PDAS機で初めて有人宇宙飛行に成功した時、どのように喜びますか?

アンシ

まず、「本当にできたんだな」と驚くと思います。最初の驚きが過ぎた後は、喜びと幸福感に変わっていくでしょう。

ニコラ

大きな誇りを感じると思います。成功した瞬間は黙っていますが、その後「スゲー!」って叫ぶと思います。

タルン

やはり誇りと喜びを感じると思います。その後実感が湧いてきたら、PDASとしては大きな目標が達成されたので、私は次のキャリアステップに進むでしょう。


インタビューを終えて

PDエアロスペースは宇宙フロンティアを切り開くという夢のある企業です。その夢が世界から人材を惹きつけていますが、今回話していただいた社員の皆さんは、ベンチャーならではの魅力も語ってくれました。

3名とも、社員一人ひとりが大きな役割を与えられ、スピーディに行動し、失敗を恐れず挑戦が求められる職場に、魅力に感じているようでした。

彼らをはじめ、社内のダイバーシティを結集することで、宇宙機開発が大きく前進していくものと信じています。


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