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20220418 早くも五月病の様

縁浪の通勤が始まって2週間以上が経つ。
「僕はすでに五月病の様な感じだ」とぐったりしている縁浪君を今日も送り出した。

「張り切りすぎなんだよ、もっと力を抜いていいんだよ。」と声をかけつつ、まぁ、新しい仕事場と新しい人間関係でそれは難しいよな、と思う。肩に力が入りすぎてしまうことは仕方ない。

これは、縁郎君は、どこかのタイミングで寝込むかもしれないな、と思いながら、できるだけ負担を減らすべく、最寄駅まで車で送り迎えをしている。
疲れてしまって都内で風邪を拾ってきても可哀想だし、何より朝の数十分と、帰ってからは2、3時間しか話してられないので、だったら一緒に居た方がお互いの心身の健康にとって良いのではないか、とも思って送り迎えを始めた。

存外、効果はある様だ。

今の私は、早起きをして、朝ごはんを作って、車で縁郎君を送り、朝からやってるチェーンのカフェで、研究を2、3時間する。その後は、家に帰って洗濯や掃除、衣替え、皿洗いなど、家事をしながらお昼を食べる。片付けをして一休みしたら、メールなど返信しつつ、16時ごろになったら今度は駅前に行って、どっかのベンチで論文書きをしながら縁郎君を待ち、拾って家に帰ったら晩御飯を作って食べて、お風呂に入って寝る。

こうして書いてみると、少し落ち着かない様な生活だが、これぐらい色々変えないと、私は集中できないみたい。私が原稿書くのに頭使えるのって1日のうち2、3時間ぐらいなんだな…。

一回集中が始まったらどんどん進められるのだが、そうすると、今度は集中を切りたくなくて家事や食事が疎かになって、それもそれでまた自己嫌悪になる。

「じゃあ、もっとうまくやれるのでは?」

そう思って失敗したのが去年度までだったのだから、もう欲張らないことを決めたのだ。

振り返れば、不眠症になりかけていた。爪はストレスでボロボロで、二枚爪で激しく凸凹していた。もう爪は戻らないかも、なんて思ってたら、仕事を辞めて1ヶ月ちょっとたった今、爪はすっかり綺麗になりつつある。やっぱりストレスを抱えてたんだと分かった。

だからもうこれ以上やることは増やさない、と決めたのだ。

私の母は専業主婦である。出不精で自分のことに関しては面倒臭がる母だが、いつも家族を優先していた。家族を一緒に居て、家族や家のために何かするのが好きな人なのだと思う。
 
私は、一人で働いている時は、そうはならないと思っていた。きっと夫となる人も仕事をしながら家事を分担して、お互い働きながら暮らしていくんだと。
でも実際結婚してみて、2年間が過ぎて、それでは自分にとってストレスになることがよく分かった。

家族と一緒にいる時は、外の仕事や研究をせずに、できるだけ家族に集中したい。縁浪君が仕事や研究をいていたとしても、私は側で、色々家事をしていたい。家族に意識と時間を向けていたいと思う。

せっかく家族と一緒にいるのに、家の外のことで時間がとられるのが本当に疲れる。

先生は、「きっとデリカさんが結婚すると、デリカさんは全部家族のために時間を使う様になるよ」と言われたけど、まさにその通りだ。
仕事より楽しいことあるのかな、と思ってたけど、仕事より楽しい相手と結婚できたから、縁浪君を支えるために毎日の時間を最大限使って、残りで仕事や研究できたら、私はそれで十分だと感じている。

今日は雨。晩御飯はマレーシア料理のチキンライス

以上

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