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Mindfulnessだよ! 座禅会とは / 広島と京都の心理カウンセリングオフィスFLIFE/フライフノート第7頁

 2022年10月19日、臨済宗妙心寺派の大学、花園大学で開催されました「月一座禅会」に参加してきました。当日の予定は17:30開講、18:00~19:00の予定でしたが、前半30分の座禅に関する説明で質問が多く、時間が多く費やされたために、実技の座禅指導にはやはり1時間程度掛かったために、19:00終了が19:45になりました。約40分程度の座禅でしたが、胡坐を掻いての座禅であったため、足がしびれて大変でした。自宅や研修場所では通常私は椅子に座ってMindfulnessを行っています。また、Mindfulnessでは、目覚めと同時に10分~30分実施、入床後寝付くまで10分~30分行います。また、休憩時間に横になりながら、10分程度行うこともあります。自宅などでは結構リラックスできる姿勢で行っています。

今回は座禅堂での実施であったため、座身での実施となりました。また、座禅等には仏様が安置されているため、合掌や低頭等、入堂・退堂、歩く場所等、結構規則があり、そのようなことを学ぶことにおいては有意義な時間を得ることが出来ました。また、臨済宗妙心寺派の座禅を学習するために海外から来ている留学生もいたため、説明が日本語だけでなく、英語での説明もあり、面白い体験をいたしました。

私は心理療法としてMindfulness、仏教心理学或いは仏教哲学として仏国のPlum VillegeでのThich Nhat Hanhの指導によるMindfulnessの学習に加え、今回ご縁により臨済宗妙心寺派の座禅会と花園大学での月一座禅会に参加できることになり、多角度からMindfulnessを習得する機会を与えられたことに感謝しております。また、一つ新しいサンガが出来上がり、未知の世界への第一歩となって生きような気がします。

Mindfulness(瞑想・座禅)とは、身を調え、呼吸を調え、そして心をととのえることです。調身・調息・調心の三つをMindfulnessの三要素といいます。その中でも調身は座り方と姿勢になります。基本的な座り方は結跏趺坐というかたちです。まず右の足を左の股の上にのせ、そして左の足を右の股の上にのせる形です。でも肥満気味の私には無理。胡坐すら10分もできません。従って、私のMindfulnessの姿勢は椅子に座ってのみという状態です。只今、せめて胡坐でMindfulnessができるようにダイエット中と言ったところです。

 このような調身ですが、しっかりと調息をすることにより調心ができるように頑張っています。皆様方もいかがでしょうか。一人ですると苦しくて続かない面もあると思いますので、お近くの禅寺の座禅会に参加されて、新しい人生の第一歩を踏み出されませんか。

 「一切皆苦」ですが「諸行無常」、「諸法無我」を学ぶことにより「涅槃寂静」の世界に到達できることは確実なのですから。いかかでしょうか?


筆者:敦賀 誠一【心理カウンセリングオフィスFLIFE/公認心理師/キャリアコンサルタント/就職支援アドバイザー】



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