見出し画像

「0122夜 MSとOpen Source」

勉強不足の話題ではありますが、触れておこうと思います。良かったらおつきあいください。

ムキになってしまう話題です

昨日までの、「0120夜 ミッション・ポッシブルやります」と「0121夜 結局HDD初期化しました」で、知り合いにお下がりパソコンをセットアップした経緯など書きました。
自分ができることであれば少しでも役に立とうと、パソコンを初期設定する「ボランティア」をしているつもりです。「できるだけお金を使いたくない」というごく自然な要望については、「Microsoft(MS)製品をできるだけ使わない方法」を提案しました。
なかなか受け入れてはもらえないのですが、「ついつい力が入って」というかムキになってMSが過去におこなってきた悪行三昧を告発してしまいます。

確かにMSは変わった、、、

確かにMSは変わったのかもしれません。さすがに今までどおりのやりたい放題、なんでも抱き合わせ、競合会社を力ずくで駆逐することは、もはやできなくなったということなのだと思います。GAFAの台頭を許したというか、はっきり言えば致命的なのは、Googleにやられたせいでしょう。大容量のオンラインストレージの無償提供、スマートフォンのOSでAppleと市場を二分、WEBブラウザのシェアを急拡大など、Googleは力をつけて、MSがOpen Source(オープンソース)と妥協したということでしょう。時間軸を筆者が正しく理解できているかどうかは自信がない部分ではありますが、結果的に見ればざっくりそんなところでしょう。

なぜそこまで頑張るのか、よく分かりません

自宅パソコンがかれこれ数年(10年近く?)もLinuxの筆者には、MSの変節はよく分からなかったのですが、Raspberry Piというボードコンピュータ向きOSにWindowsが参入した時とWSL(Windows Subsystem for Linux)の導入には驚きがありました。「MicrosoftはOpen Sourceを尊重します」という宣言にもびっくりしたものです。
【参考】Microsoft Edge: オープンソースとの協調で Web をより良いものに(2018年12月11日 Windowsブログ日本語版)
これまでの悪行三昧を考えれば、「そんなMSに義理立てする必要は全くない、無償提供するサービスだけタダ乗りして金を払わないくらいで丁度よい」と筆者は考えていますので、今後ともそこは譲らずにいようと思います。
そうそう、この文章を書き始める前に参照したZDNet Japanの少し古い記事のリンクも紹介しておきますね。
奏功するマイクロソフトのオープンソース戦略 (2015年4月14日 ZDNet Japan)

2021年5月4日のコメント

「日本のITが世界に遅れている」と言われるようになって何年も経ちました。客観的な状況判断をしようとしないことが一因と感じます。「Windowsを使わない、Microsoft Officeを使わない」という提案が一顧だにされないことと通底していると感じます。「巨人大鵬玉子焼き」をいつまで続けているのだ、と今日も憤慨しつつパソコンを閉じることにします。
それでは、また明日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?