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血液型で知る本質。定住・定職の安定思考が良しとされたのは日本人が農耕民族だから?

面白そうな本をnoteで知った。

定住して安定した生活を送ることが良しとされてきた日本の社会。
でもそれにうまく馴染めない人も一定数いる。

特に飽きっぽいHSS型HSP気質の人にとって、ひとつの場所やものにずっと縛られることは難しい。
憧れはあるものの、本質的に合わないのだ。

この本はそういった人々に対してこれまでの常識に囚われる必要がないことを教えてくれる。


そもそも定住とは、人間が農耕を始めたことによって出来た生活スタイルだ。

少し古いが、血液型のあれこれが流行った時代に話題になった本にはこのように書かれていた。

曰く、人類はO型から始まった。
狩猟・採取による生活からやがて定住し農耕を始めるようになり、集団生活に適した血液型Aが生まれる。
同時に農耕に適さない地域では遊牧が始まり、環境に合わせて移動しながら生活するB型が生まれた。
ABは、AとBそれぞれのいいとこどりのハイブリッド型。時代が進んで人の行き来が地域・世界を超えるようになったことで誕生。(その本ではIT民族と名付けていた)

要約すると

O型:狩猟民族
A型:農耕民族
B型:遊牧民族
AB型:IT民族

ということらしい。


ご存知の通り、日本人で多いとされるのはAだ。

弥生時代から続く稲作は、水が豊かで定住できる環境に恵まれていたからこそ。
集団で生活するから協調性があることが大切となり、同時に和を乱さないための同調圧力も生まれた。

逆に、遊牧スタイルに適合して生まれたBは日本では少数派。(日本でそれに近いのは養蜂家だろうか?)
よくBは自由人と言われるが、場所や常識に囚われず機を見て最適な行動を選ぶ彼らの基本行動が、定住タイプのAからすると理解不能なだけなのかもしれない。

一方でOは大雑把と言われるが、これも納得だ。
生きるか死ぬかの生活だった原始時代の記憶ゆえか、とりあえず生きていればOKという感覚が根深い。(※自分はO型で、その感覚で発言しているが、ちょっと一緒にしないでよ!という方もいるだろう。先に謝ります、ごめんなさい。)

O型にとって生=食。
だから食べるものをくれたら簡単に懐くし、基本本能よりの生活をするから、三大欲求には逆らわない。
そんなところが文明社会では疎まれつつ、でも憎めないキャラみたいな感じに繋がるんだろう(と勝手に思っている)。

面白いのはその書籍(タイトルを失念、すみません)では、さらに踏み込んで合わない食材についても言及されていたことだ。

例えば
・日本人に牛乳が合わない人が多いのは基本農耕民族だから
・A型は肉を消化しにくいので野菜中心の食生活が良い
・逆にO型は肉中心の食生活がおすすめ。また加工製品より素材そのものがいい。特に小麦は好きだろうが合わないので太りやすい

など。
眉唾なものもあるかもしれないが、なかなか面白かった。

粉物が太りやすいのは血液型関係ないと思うけど実際に自分は小麦製品を筆頭に炭水化物が大好きだ。
また加工食品であるチョコレートもコーヒーも好きだが、お腹を壊しやすい。
果物で満足していればいいのか。(それも好きだが)

文明の成果よりも原始的なものがいいようで、なんとなく納得して笑えた。食べるけど。


風の時代。

きっと、これまでの固定観念がなくなって、より自分に合った生活スタイルを各自で模索していくことになるのだろう。

定住という生活様式を捨て、安定思考から抜け出すときがやってきたのかもしれない。

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