連想ゲームの先にはネットワークビジネス

気がついたらビジネスの話をしている。

ついさっき、
食べてみたい2,000円もする大きな苺のパフェがあると、普通でなんでもない話題を出したところなのに。

パフェについては、サイズは大きいが1人で食べるべきだと思っている。
良い感じの異性とならシェアしてあげてもいい。
私はパフェ食ったぞ〜という感覚が味わいたいのだ。
2,000円を払ってまでもね。

そのパフェを3人でシェアしても良いねと言っている人が目の前に座っている。
流石に3人でシェアは満足感が得られないよ。
何を言っているんだコイツはよ。
しかもあと1人はどこから連れてくるんだよ。
ん?誰だ、神宇治さんってさ。
なんか、その人いわく面白い人らしいけど。

2度目ましての私のために、
私の力になりたいがために
私の人生を変えたいがために
その神宇治さんを紹介したいんだって。
ほ〜〜〜ん、どんな奴だよ。一体。

目の前に座っている人はフリーランスで働いている。
誘っておいて、5個も年下の私に、たった870円のラーメンをご馳走せずに、私の分のレシートまでもしれっと持っていってしまった。
経費で落とすなら奢れよ。
、、、っと、心の声はnoteだから書く。

とにかく、すごく私のために色んな人を紹介したがっているこの人からの最初の質問は
「最近の仕事の調子はどうなの?」
だった。
ほぼ初対面といっても過言ではない人に
そんな質問をする人がいるとしたら誰だ。
仲良くなりたいと懇願している人が始めにする質問はそれで正しいのか。
恋愛の話、家族の話、共通の知り合いの話、
普通でなんでもない話、
どこを切り取っても、最終落下地点はビジネスだった。

すごい。凄すぎるよ。
こんなの絶対マジカルバナナ得意じゃん。

そんな上の空な私に人生とは8割仕事だよと
言っている人は幸せそうに見えなかった。
作られた偽物の人格。
虚構の空間。
発言が全て嘘くさい。
博学であろうが薄っぺらいものに感じた。

その人の発言の中に唯一、本当の部分が見えた瞬間があった。
「オンオフがしっかりあって、全てからシャットアウトして引き篭もりたくなる時がある」
そらそうだろう。
ほぼ初対面の人々に、こんなふうに顔色を伺いながらビジネスの話をするのだからさ。

社会見学としてこの場にきた私に
謎の本をすすめたり、
謎のパーティーに誘ったり。
それを天空から眺めて面白がっていました。

今回は、はじめての体験で趣深かった。
無駄な時間じゃなかったですよ。

よし、また今度、人生が変わるらしいから、
神宇治さんに会ってくるわ。

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