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【朗報】冷房がつきました

今まで散々、自宅1階に冷房ない異常さ、限界間近の心の声を書き殴ってきた。やっと奇跡の冷房設置が決まり、6畳の寝室に真新しいエアコンが設置された。家主の強い希望によるものです。

最後まで意見を譲らなかった父

1階で最も暑いのはリビングと台所。ここ最近の家電の劣化も、室内の暑さが一部関わっていると思った。それでも寝室への冷房設置を譲らない父。

この人の意見は滅多に変わらない。悪あがきで最終的に店員さんも巻き込んで話を聞いてきた。

1台もエアコンがない場合、効率が良い設置場所は一番広いリビング。やはり大きな部屋用のエアコンなら、奥にある寝室まで涼しくできるのだそう。すごい。

とはいえ、父の意見が変わることはなかった。少しでも考えが変わると思って誘導させようとした自分がアホだった。

モヤモヤしながらも、いざ設置してみると、6畳用のエアコンだけでも玄関がほんのり涼しくなった。物が新しいからなのか、今までの我が家が異常に暑すぎたせいか。新しい冷房ってすごいんだなあ…!!

ついでに、本体が激熱になってしまいなぜか電気まで消灯した冷蔵庫も、新しくなりました。酷使してごめんよ。

新たな問題点:リビングの汚部屋度UP

寝室の棚、家主のゴミたちが、リビングにやってきてしまった。君たちは帰りたまえ!!!!

そんなに物は多くない。ただ、既に汚部屋と化したリビングに更に物が増えた。質量が増して余計に圧迫され、気持ちが悪くなった。

年を取ってから余計に物が増えて、捨て魔の母ですら諦めたおじいちゃんの収集癖。現在も「片付けたほうが体が疲れない」などと伝えているけれど、一向に物は減らない。持っていくものを決めて早く家を脱出します…。

親より自分の人生を生きるべき

物心ついたときから冷房がない環境だった。うちは冷房をつけないからと、引越し時に壁の穴を埋めたのは気が狂っていると思う。

私のPCが壊れかけて、学業に支障が出るレベル寸前で、自室に冷房が1台導入された。

それから数年以上たっても共用部分に冷房は設置できなかった。

家族にどう説得したらいいのか、冷房以外で涼しくなる方法がないかなど、散々考えてはうまくいかず空回りしてきた。長年「自分の部屋にだけ冷房がある」ことに罪悪感が募り、家族をどうにかしようと膨大な時間を使ってきた。

引っ越すことはまだ親に正式に話していないため、事後報告の予定。怖いけれど、もう何を言われても揺らがないようにしたい。自分が選んだ場所で人生を送りたい。

ただ父の体調も心配なので、たまに顔を見せるぐらいはしたい。母はネガティブなことを私に言うわりに、異常に生命力が強いので長生きしそう。

異常な我慢は誰かを傷つける

救急車の音が飛び交う猛暑日で、今年も例年通り異常な暑さに耐え続ける親に、「そろそろエアコンを考えてほしい。倒れても知らないよ」なんて言った。その日に本当に倒れるなんて思わなかった。

冷たいけれど、拒否し続けてきた本人の自業自得。

無事にエアコンが設置されたのは本当に良かったけれど、あの日、緊急搬送で同乗して、今生の別れみたいに父の手を家族で握って、あの光景がトラウマになってしまった。今も救急車の音を聞くと胸騒ぎがする。

我が家の特例以外でも、異常な我慢をしていると、結果的に周りの人たちを傷つけることになる。私はそう思います。

去年から猛暑に耐えられず、noteに散々愚痴を書き連ねてしまったなあ。もう同じような経験や気持ちを感じる人が増えませんように。

冷房がつくまでのnoteまとめ


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