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凡庸”送信”雑記「データ便」


圧縮してパスワードが世の中の常識


仕事の関係のデータを送る時には、zipなどで圧縮し、それにパスワードを掛けて送ることが僕の身の回りでは多くなった。いや、同調圧力?(じゃないか)

年々厳しくなるセキュリティ対策、ズボラな僕は面倒で仕方がない。パスワードを考えて、暗号化して圧縮し、圧縮したデータを送った後に、パスワードを送る。つい、パスワードを送り忘れたり、パスワード自体が間違っていたり、四苦八苦している。

何よりも腹立たしいのが、一つのデータを送るのに、2回もメールを送らないといけない、こんな非効率なことは、世の中にあっていいのだろうか。

Apple製品で圧縮はトラプル満載

そして、何より困ったことがある。

MacにiPadとiPhone。つまりApple信者であり、使用者である僕の身の回りには、Apple製品しかない。

これで、趣味も仕事もこなしている。

そこで、困ったことは何かというと、ほぼ100%Appleで仕事はできる、ExcelもWordも、PowerPointもある。IllustratorやPhotoshop、DaVinci Resolve など、クリエイティブ系のソフトなんてもんは、言わずもがな。

が、最後の最後、今流行りに流行っている、圧縮暗号化(パスワード付)で、トラブルが発生してしまう。メールも送ることは問題ない、送った後に、Windows使いの相手が開くと、文字化けしてしまったり、データが壊れていたり、そもそも開けなかったり。

お仕事上、結構困った問題が発生する。

もちろん、有料の圧縮アプリを購入し使っている。が、完璧ではないようだ。相手の環境のちょっとした具合で、不具合が起きてしまう。安心してやり取りができない。

Macならばまだ問題は少ないが、iPhoneや iPadなどiOSになると、決定的にダメダメ。もちろん、パスワード付きの圧縮ができますよと謳うアプリはいくつかある。評判もなぜかいい。だけど、試してみると、相手がWindowsだと問題が多くて、使い物にならなかった。

おかげで、客先からすっごく暗い声で、開けないんだけどと、叱責を受けてしまった。

いろんなソフトやアプリを開発するのはいいのだけど、M何ちゃらの数字を上げるのもいいけど、圧縮で暗号化のファイルを安心して、完璧にやり取りできる術を開発して欲しい。根本的になんとかならないのかも知らんけれど。

圧縮しないで安全に送れる「データ便」

そこで、僕は足りない頭で考えた。根本的に圧縮アプリを使わなければいい。そんなもんを使わなくても、パスワードなどで、しっかりと守られた送信方法があればいいと。

で、今回試しにクラウドデータ送信サービス「データ便」の一番やすいものに登録してみた。

決めたきっかけは、本末転倒でただ安かったから。無料が一番安いのはわかっちゃいるが、やっぱり、無料で怪しいのも怖い。そこで、一応、お値段が安い有料データ送信サービスを選んだ。

なんたって、ビジネスプランという、「高いセキュリティ」と「容量無制限」で使えるプランが月々330円で使える。ワンランク上に550円があるけど、とにかく試してみたいだけなので、安さ優先でこちらに。

門外漢なので、セキュリティ関係はよくわからないが、一応、「SSL256」「保存ファイル暗号化」「高機能ファイヤーウォール」との言葉が並んでいる。気分的に気持ちがいい。(気分だけかい!)


より安全性の高いけど面倒で

また、送信方法も普通にパスワードを使用してのダウンロードや、より強固なセキュリティの「セキュリティ便」と言うのかあった。

ダウンロードの二重認証みたいなもので、データが送られたと相手にメールが行くと、今度は相手が、受け取りたいとメールに返信。そうすると受け取れるようにするための、メールが送られて、ようやく受け取れるって運びになっている。たぶん。

ただ、流石に、これは相手に面倒がられそうなので、試してはいない。それぐらいは昨今やったほうがいいのだろうかと思うが、それほどでもないと身勝手に使わないでいる。

基本的には問題ないが肝腎要なところでトラブル


早速、かなりの量をいろんなところに送ってみた。だいたい、順調よくダウンロードしているみたいだ。ダウンロードメールが送られてくるので、それを確認できる。

ただ、ここで、ショックなことが、一番大切なお客から、エラーで受け取れないとのメールが。うまくいけば全てのデータを送るつもりだったのに、相手の環境か何かで、ダウンロードできないなんてことがありそうだ。

「データ便」の”よくある質問”を読むに、相手側のセキュリティソフトの関係や、プラウザはChromeでないとなんてことが書かれていた。お客様はしっかりした、会社なので、セキュリティ対策の関係で拒否されているかもしれない。

今後、使い続けるのか、早々とやめるのか、思案のしどころである。
やっぱり、やめるべきだろうな。


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