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凡庸雑記「白と黒」モノクロ写真をもっと撮らなくてはと思う日々


Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2

何事にも感化されやすい、よく言えば感受性が高い、情けなく言うならば、周りにふりまわされやすい僕は、Nikon Zf発売を記念して、モノクロ写真を撮ってみることにした。

なんたってNikonZfには、モノクロ簡単切り替えのダイヤルが付いているのだから。それを使えば、あっという間に、カラーがモノクロに変わるのだ。

Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2

見知ったNikon系のカメラマンたちが、YouTubeでこぞってこの機能をほめそやし、嬉々としてモノクロを撮っている。

そんな彼らの姿を見ていると、頭の中の妄想は勝手にNikonZfを手に入れている。そして、嬉々として、モノクロを撮って、味わい深い漆黒の陰影を量産している。

Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2

ここで、余計な思い込みを吐露すると、モノクロ写真は紙に印刷してこそ本物。フィルムで撮影して、現像液で現像し、焼き付け機で印画紙に焼き付けて、写真にするもの。

全てを手作業で行い、体と経験で形あるものとして残すべき。こんな思いが、過去の残影が、心に引っかかっている。

Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2

太古の世界から(数十年前ぐらいだけど)、写真を趣味としているのならば、一度はモノクロに手を出さないといけない。出すべきだ。もちろん、コダックのトライエックスを詰め込んで、自らの手で白と黒の像を作らねばらない。それは、ほんの少しの環境と徒労があれば叶うことだ。

その過去の常識に囚われている。

Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2

現実には、憧れながらも、結果、今の今まで成し遂げてない。その、後悔がデジタルでモノクロを撮ることを躊躇させている。

馬鹿げた話だ。落ち着いて考えれば、それではカラーならばいいのか。

Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2

罪悪感皆無で、せっせと撮っているカラー。デジタルならいくらでも撮れる、フィルム代や、現像やプリント代に頭を悩ませる必要がない。これからはデジタルが写真なのだ。なんて、宣っている。

それがモノクロだと、フィルムで撮って、臭い暗室で現像し、赤い光の元で印画紙に像を浮かべさせなければ、本当の写真とは言えない。なんて、妄想を信じている。

Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2

でも、これだけデジタルが充ち満ちた世の中のだから、過去の憧れを保蔵しつつも、モノクロも胸を張って、Nikon Z6 で撮ってみないとなあと、思うのだった。

やっぱり、モノクロの潔さは、味があって、心が疼いてたまらない。

Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2
Nikon Z6 NIKKOR Z 40mm f/2


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