「魅惑の心理」マガジンvol.95(SNSに疲れない心理学)SNS心理学
SNSは面白いですよね。自分が思ったことを発信できたり、撮った写真をアップしてみんなから感想をもらえる。普通に生活していたら絶対に会えない人と会うことができます。ツイッターなどはどこよりも早く情報も入ってきます。使い方は人それぞれだと思いますが、とても魅力的なツールです。
最近は緊急事態宣言などもあり、家で SNSを楽しむ時間が増えた人が多くいると思います。ところが楽しいばかりではなく、SNSに疲れてしまう人が急増しています。あんなに楽しかったのに、急に面白いと思えなくなったり、なんか「やらなくちゃ」なんて気持ちになったりして、苦痛に感じる人もいるようです。
今回「魅惑の心理マガジン」では、なぜこのような「SNS疲れ」が引き起こされるのかを考えつつ、SNSに疲れない形を考えていきたいと思います。
そこでツイッターを例にみなさんの「SNS疲れ」を調べてみましょう。
「SNS疲れ」チェック項目
みなさんに質問します下記の問いにいくつ当てはまりますか?
□「いいね」の数が毎回気なる
□リプをもらうとすぐに返さないといけない気持ちになる
□毎日、何かを呟かなくてはいけない気持ちになる
□知人が上げた写真にたくさんの「いいね」がつくとモヤモヤする
□フォロワーさんが数人が減ると焦る
□寝る前、起きてから、布団の中でスマホを触る
□3個以上アカウントを持っている
□複数のスレッドにまたがる長文ツイートを書くことがある
□たまにアカウントを消したくなる衝動にかられる
□みんなが反応してくれないいで寂しく感じることがある
□誹謗や中傷と思われるリプがたまにくる
□嫌だなと思いながら気づくと画面を開いている
□コロナで他人を批判するツイートを見るのがツライ
□自分のツイートをよく消す
3個以下でしたら特に問題ないでしょう。4個〜6個はグレイゾーンです。7個以上でかなり危険です。10個以上あると「お前はもう死んでる」とケンシロウに言われそうです。ひとつの例として参考にしてみてください。
では個数の詳細についてもう少し詳しく触れます。
3個以下の人は疲労度がないか軽度と考えられます。たとえば「誹謗や中傷と思われるリプがたまにくる」ことはかなりのストレスになりますが、他のことに気にならない人であるなら、気持ちの切り替えもできるはずです。問題ないSNS生活が送れると思います。
4個〜6個ある人はやや疲れが心配であります。ただしSNSには過度に依存していないと思われ、気持ちを切り替えることを意識して過ごせば上手くSNSと付き合っていける可能性があります。自分の趣味を大事にしながら、これからもうまく使っていきましょう。
7個以上は危険な状態です。SNSが生活の中心にあると考えられ、さらにダメージもかなり受けていると思われます。この後にある対策を実践されていき、ダメージを減らすことが大事です。ストレスは大きく蓄積していると思われます。不安に思うことはありません。現代では多くの人がこの状態であるのも事実です。
10個以上ある人は相当な危険な状態と考えられます。いつ病んでもおかしくないか、もうすでに病んでいるかもしれません。ここまでくると一定の時間、SNSから離れるほうが好ましいと思います。もしくは1日夕方の1時間にするなど、自分に厳しいルールを設ける必要があるでしょう。「嫌だなと思いながら気づくと画面を開いている」を選んでいるとしたら、かなり深刻な状況です。
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