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河川敷ミラクルズ(2023年度5・6月)

【寸評】

 6月を終えた時点でバルカンズと同率のリーグ4位という位置にいるミラクルズ。投手陣は新外国人のエチスンを補強、中継ぎの別府をトレードでブルースターズに放出した。チーム防御率はリーグ5位の5.11と苦しんでいる。特に与四球310、一試合平均4.26はリーグワーストであり、改善が急務。
 野手陣は打率リーグワーストの.250であるが、本塁打はリーグトップ104本を記録。クリーンナップの長打率の高さが魅力だ。一方得点圏打率は.214とリーグワーストであり、得点はリーグ5位の312得点に落ち着いている。別府とのトレードで弱点であるショートに4年目の黒江を獲得。数年後強打者として打線を引っ張る存在に成長してほしい。

【投手】

・先発投手

 新外国人のエチスンは早速先発で起用。ここまで4試合に登板し、防御率2.47、0勝2敗と、勝ち星こそないものの、安定した投球を見せている。日本にアジャストするため、短いイニングでの起用としていたが、7月からはロングイニングでの起用される見込み。
 エースの木幡は開幕当初から成績は落としたものの、ここまで13試合に登板し、防御率はリーグ3位の3.02、同じく先発ローテを守る小関と同数でリーグ1位タイの7勝を挙げ、QS69%、HQS54%と流石はエースといった活躍。特に6月は月間MVPの3位に入る活躍だった(4登板で防御率2.48、2勝を記録
)。
 一方ここまでローテを守ってきた品川と、途中からローテに加わった田原が今回成績不振により登録抹消となった。代役としては変化量の多い高速スライダーが武器の左腕郷原と、2軍で好成績を残した2年目の期待の右腕である今泉を抜擢した。

・中継ぎ、抑え投手

 中継ぎの萩原が素晴らしい投球を見せている、他が安定しない中、160㎞/hの剛速球を武器に18試合に登板し、防御率は脅威の0.35、6ホールドを記録。疲労の蓄積により一度登録抹消となったが、今後セットアッパーとして起用する予定。
 その他では小南と岩原の調子のよさが光る。いずれも5月以降に1軍に昇格し、10試合以上に登板し、防御率2点台を記録し、活躍を見せている。
 一方で会田、武富、抑えの田野は不安定な投球が続き、合田、武富は登録抹消、田野は中継ぎに配置換えとなった(武富は肘痛も重なっての抹消)。抑えの代役としては4年目の左腕宮尾が起用される見込み。

【野手】

 クリーンナップの三原、前山、村中そして6番に入る清までが打撃好調は継続、怖いスラッガーが並ぶ打線を形成している。
 その中で1番の中條は開幕から低調な成績だったが、調子を戻しており、特に6月は23試合に出場し、打率.362、4本塁打、18打点と絶好調で、月間MVPの3位に入った。通期でも打率3割に乗せ、強打のトップバッターとして君臨している。
 一方ウィークポイントとなっている捕手とショートは、5月より磯田と青野が起用されていたが、磯田は40試合に出場し、打率.137、3本塁打、OPS.430と低迷。青野も36試合に出場し、打率.262、0本塁打、OPS.569とこちらも低調な成績となっている。
 上記二名は登録抹消となり、代役として捕手には打撃がウリの若手5年目の草薙が、ショートには2軍で好成績を残している両打ちの諏訪部を起用する見込み。トレードで入ってきた黒江も1軍入りしており、活躍に期待したい。

【検索用ワード】
 パワフルプロ野球、パワプロ、オーペナ、架空球団

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