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ドリル・モグラーズ(2023年度5・6月)

【寸評】

 4月を終えた時点で同率2位に3チームが並ぶ中、その1角であったモグラーズ。6月を終えた時点で2位と3チームの中で抜け出した形となった。チーム防御率3.46、先発防御率3.21はリーグ2位であり、引き続き強固な投手陣を形成している。特に先発はここまでQS率72.2%、HQS率47.2%でリーグ1位を記録している。
一方打線は得点、本塁打がリーグ4位と、4月時点でリーグ最下位から改善が図られた。リーグの中でもトップクラスとなれるよう、さらなる改善が期待される。

【投手】

・先発投手

  4月に月間MVPを取得した春日の代役として5月より先発ローテーション入りした丸木が素晴らしい活躍を見せた。ここまで防御率1.92、6勝、QS88%と規定投球回未達ながら素晴らしい投球を見せ、5月の月間MVPを取得した(5月は4登板で防御率0.84、4勝を記録)。
 また、ここまで開幕からローテを守っている渕上と高山も好成績を残している。渕上はここまで防御率2.62、6勝、QS率92%と丸木に続き6月の月間MVPを受賞した(6月は4登板で防御率2.00、3勝を記録)。高山はリーグ唯一の規定投球回を満足した状態で防御率1点台と素晴らしい成績を残している。
 一方で、エースの深町がスランプで、笹川もピリッとせず、登録抹消となった。笹川の代わりに戻ってきた4月の月間MVP春日だが勝ち星は1勝上げるのみに留まりまだ全開とは言えないが、QSは4登板で3回記録しており、今後の活躍に期待したい。スランプ陥った深町の代役としては牧田が入る予定。こちらも活躍に期待したい。

・中継ぎ、抑え投手

 5月よりセットアッパーとして起用されている眞下、同じく勝ちパターンとして起用されている19歳右腕の船越の調子がいい。眞下は5月以降起用が増加し、ここまでで防御率2.18、1勝、17Hと期待に応えている。船越は11登板で防御率0.79と19歳ながら見事な投球をここまで見せている。まだプロ2年目であり登板過多とならないようしっかり調整したいところ。
 同じく5月より抑えとして起用されている今関は14登板で防御率2.19、10S、2Hとこちらも素晴らしい活躍を見せている。
 一方で5月より勝ちパターン起用の髙谷と6月から1軍に上がった浅間が防御率5点台と成績不振で登録抹消となった。代わりとしては変化球量の多いスローカーブが武器の左腕梨本と、奪三振率の高い尾崎が起用される見込み。

【野手】

 得点圏で打てない状況だったが、徐々に改善されつつある。特に3番に入った沢は5月は22試合に出場し、打率.337、8本塁打、20打点と大当たりで、月間MVPでは3位に入る活躍を見せた。通期でも打率.297、19本塁打、55打点と活躍を見せている。
 また、5番の浅川は打率.291、19本塁打、リーグ2位の62打点を記録。得点圏打率も.329と5番としての働きを全うしている。ただ疲労の蓄積が顕著であり、この度疲労回復のため、一時的に登録抹消となった。代役としては八田がスタメンで起用される見込み。
 遊撃手として1番で起用されていた岩村は打率.235、0本塁打、出塁率.286と役割を果たせず、ケガから復帰した谷沢と入れ替えとなった。復帰した谷沢も復帰前より成績を落としており、控えの崎山の併用や、8番に入った三澤が復調してきていることもあり、1番遊撃手としての起用には黄色信号が灯っている。

【検索用ワード】
 パワフルプロ野球、パワプロ、オーペナ、架空球団

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