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黒獅子ゴールドキングス(2023年度5・6月)

【寸評】

 6月を終えた時点で2位のやんきーズと6ゲーム差で首位に立ったゴールドキングス。チーム防御率はリーグ1位の3.69を記録。先発防御率、リリーフ共に3点台を記録して、大きな穴はない。
 野手陣は打率はリーグ4位の.266ながら、得点373は2位のやんきーズ、バルカンズに35点差をつけて1位になる等得点効率がよい打線を形成している。
 ここまで投打が噛み合いリーグ1位を奪取しているが、スターターの疲労蓄積が見られ、今後はチームの総合力が求められる。

【投手】

・先発投手

 先発は久我、白石、徳元の3枚看板がここまで優秀な成績を収めている。久我は12試合に登板し、防御率はリーグ1位の2.10、6勝、QS率83.3%を記録しており、5月の月間MVPでは2位につけた。白石は12試合に登板し防御率
はリーグ2位となる2.75、7勝、QS率91.7%を記録。6月の月間MVPを受賞した。また徳元は防御率3.14とリーグ4位であり、QS率も91.7%と安定している。
 上記3枚に加え、菊川は5月に活躍。5月中に4試合に登板し、防御率2.15、4勝を挙げ5月の月間MVPを受賞した。また久田は6月から起用され、ここまで7試合に登板し、防御率2.79、2勝を記録する等役割を果たしている。
 一方では、久我は怪我、菊川は疲労蓄積、目黒は成績不振によりそれぞれ抹消となっている。代役としては9年目の速球派左腕の神宮、同じく10年目の速球派右腕の宮、そして6年目の技巧派右腕福原が起用される。

・中継ぎ、抑え投手

 先発と比較して中継ぎの層は薄めである。セットアッパーとして起用している半澤だが、打ち込まれるケースが見られる。ここまでリーグ最多の34試合に登板しており、疲労蓄積が懸念される。今後の起用は様子を見てだが、負荷軽減のため、勝ちパターンで好調の石澤、荒張、津川も併用する予定。
 これまで勝ち試合に登板してきた田原だが、ここ最近は不調であり、登録抹消となった。代わりには5年目の速球派右腕小沼を起用する。

【野手】

 4番のアトリーが好調。ここまで、打率.277、リーグ3位の20本塁打、リーグ1位となる61打点を記録し、6月の月間MVPに選出された。
 一方で選手の入れ替わりが激しい。肥田の代役として先発捕手を務めていた宮野、ショートのバックアップとしてベンチにいた宮部が共にスランプに陥り登録抹消。外野の北澤が捻挫で登録抹消。1、2番コンビの福崎、千田が
共に蓄積疲労で登録抹消となっている。以上より、大幅なスターティングメンバー及び打順の変更がなされており、代わって入った選手の活躍に期待したい。

【検索用ワード】
 パワフルプロ野球、パワプロ、オーペナ、架空球団

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