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【無料説明会】動画内製化の波をどう捉える?

動画スクールPAVIOSの講師をしている、大林です。
現役テレビディレクターとして、最近ではNHKの医療番組なども作っています。

このブログでは今月18日(木)、25日(木)に
オンラインの無料説明会を開きます。

■日時
①5月18日(木)15時~
②5月25日(木)20時~

無料説明会では、これから動画の副業や転職を考える人に向けてお話していきますが、
動画を内製化したいという企業さまも、参加していただく予定になっています。

実は、この内製化の波は、副業や転職を考えている皆さまにとっても、とても関連性があるのです。
今日はその話をしたいと思います。

動画の副業といえば、「動画編集」がその代名詞とも言われています。
クラウドソーシングを通して仕事を得る、
この流れは、1つの形としてできています。
発注数も決して減っていません。
しかし、これから動画の副業を始めようとしている人にとっては、ハードルが高くなっています。
すでに、1年、2年と経験を積んでいる動画編集者が一定数存在していて、新規参入者も増加しています。
その数に対して、発注数の増加が追いついていないのは明らかです。
結果的に、1つの案件に対しての競争率が高くなり、加えて、単価が下がっていくという悪循環が産まれています。

動画の広がりに対して、クラウドソーシングへの発注数が鈍化しているのは、2つの要因が考えられます。

1)クリエイターの直接営業
何回か仕事をしたクリエイターがクライアントと直接つながり、クラウドソーシングを介さなくなった。

2)企業の内製化
多くの企業が効率や予算面で動画内製化への切り替えを実施・検討しています。動画内製化の方が長期的にはメリットが多いと考えているようです。

AI編集で企業の内製化に拍車!?

動画を内製化したいという企業の皆さんは、以下のような点を課題として感じているのではないでしょうか?

1)機材投資

2)大量制作のハードル

3)人材不足

4)社内スキル

1)機材投資

いざ始めようと思ってもスマホ以外にカメラが無い。また自分が作りたい動画に対してどういう機材を導入すればいいのか分からないという相談をよくいただきます。
 どういう動画を作りたいかにもよりますが、大抵の場合、まずは、スマホスタートでよいと思います。
ただ、1点だけ言うと、インタビュー動画や音声を伴う撮影の場合は外部マイクを使用してください。
情報を伝える場合、映像ももちろん大切ですが、それと同様に音声もとても大切です。

2)大量制作のハードル

動画内製化で動画制作自体は問題ないものの、大量制作の場合は自分たちに制作フローが回せるか躊躇してしまう企業が多いようです。
大量制作はプロでも難しいです。とにかく、数をこなそうとそるとクオリティが下がります。
無理のない制作スケジュールと、動画編集の最新の機能をしっかりマスターして、効率的に編集する必要があります。

3)人材不足

採用が難しい時代ですので、現場での人手不足が深刻化しています。動画内製化のアイデアは良いが「結局誰がやるの?」が課題になるようです。

4)社内スキル

動画制作技術やワークフロー、完成動画のクオリティを保てるのかの不安をよく聞きます。また動画撮影よりも編集の方にハードルが高いイメージを持たれる方が多いです。

これらの課題を抱えている企業ですが、AI編集の登場などにより、動画編集のハードルがぐっと下がり、企業の内製化に拍車がかかる事が予想されます。

動画制作のスキルが就職・転職の武器に

これまで、動画編集を副業で始めた人がゴールとしていたのは、ほぼ一択でフリーランスではないでしょうか?

もちろん、フリーランスは魅力的です。
自分の努力次第でたくさん稼ぐことも出来ますし、誰にも拘束されずに自由に仕事が出来ます。

しかし、上記の事情を考慮して考え方を変えてもよいのではないでしょうか?

企業は動画編集のスキルを持っている人材をほしがっています。
「語学スキル」と同様に「動画スキル」も、企業は高く評価してくれます。
ですから、「副業」は「転職」への実績づくりと考えることもできます。

転職するときに「副業」をしていたことを嫌がる企業もあると思いますので、YouTubeチャンネルで自分のチャンネルを作ることもよいでしょう。
すべてが、履歴書になります。

ただ、転職するとき、1つだけ考慮しなければならないことがあります。
動画を本業としていない企業に就職した場合、動画以外の仕事をする可能性もあることです。

動画編集以外に、いわゆる“つぶしの利くスキル”を身につけておく必要があると思うのです。

それが、“動画シナリオ”だと私は考えています。

PAVIOSでは、来月から『動画シナリオ講座』をオンラインで開講します。

無料説明会ではこの辺りのお話しもさせていただきますので、是非、ご参加ください。


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