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知っておきたい! 動画編集環境

動画スクールPAVIOSの講師をしている、大林です。
現役テレビディレクターとして、最近ではNHKの医療番組なども作っています。

ここでは、動画制作に関する様々な話題を取り上げていますが、
今回は、『動画編集環境』についてお話しします。

<動画編集ソフト>

 動画編集ソフトは、フリーランスで仕事をするならば現時点での選択肢は、『Premiere Pro』一択だと思います。
これは、『PremierePro』が優れているとか、使いやすいとか、そういう観点では言っていません。
自分1人で編集しているだけであるならば、どんなソフトを使用していても問題がありませんが仕事を共有したり、外部の編集室とやりとりする場面もあるかもしれません。
今、ほとんどのポストプロダクションではPremiereProに対応しています。
仕事を広げていく可能性があるならば、PremiereProを選択しておく方がよいと思います。

ただ、いきなり高いサブスクのソフトを契約するのは、ハードルが高いという方は、
PremiereElementsから入るのも選択肢の一つかも知れません。

<パソコン>

 動画編集をするパソコンを選ぶときに、ポイントは3つです。
①CPU
 CPUのスペックがどのくらい必要かは、編集ソフトのページに動作要件があるので確認しましょう。
ただ、動作要件ギリギリのものだと、動作はするけど、めちゃくちゃ遅い、なんてことがあるかも知れません。
スペックが高ければ高い方がよいのですが、予算の関係もあります。
どの程度の作業をするかによります。

②GPU
 GPUとは、簡単に言うと画像処理を担当するパソコンの部品です。
動画編集をする上では、この精度が非常に重要になります。
高額なクリエイターパソコンは、この精度が非常に高いものが搭載されています。
ソフトの動作要件には、このGPUの精度も明記されているので、必ずチェックしてパソコンを購入して下さい。

③メモリ 
 動画編集は、メモリもかなり必要になります。最低でも16Gは必要になってきます。

<その他>

■ハードディスク
 私の場合、編集をするときにハードディスク外付けのものを利用しています。
最初は、あまり高くないハードディスクを使用していたのですが、処理速度の速いものを購入しました。
すると、同じパソコンでこんなに違う? というくらいレンダリング時間などの処理速度が速くなりました。

ノートパソコンよりもデスクトップ

 作業スペースに余裕がある方は、絶対デスクトップの方がよいです。仮に同じスペックだったとしても、安定度が違います。
さらに、デュアルモニターをおすすめします。作業効率がかなり上がります。

動画スクール PAVIOSでは、スクールで編集ソフトとパソコンを用意しています。まずは、実際に作業を体験して、環境を整えることも可能です。
興味のある方は、是非、お問い合わせ下さい。


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