フリーランス6. 顧客の切り分け(セグメント)について
※当記事はInterior Coordinator Salon代表 「Paul」のラジオ台本となっています。該当のラジオはこちらです。
当チャンネルでは、独学でインテリアコーディネーターを目指される方に有益な情報をお届けしたり、現役ICである私自身の経験を基にお話をさせて頂いています。
■ラジオテーマ
フリーランス6. 「顧客の切り分け(セグメント)」について
というわけで、前回までの放送で「商品開発」についてまでは解説をしてきました。
ここでやっと売っていく段階へ突入していくわけですが・・・
「今回はこの商品を誰に売っていくか」ということですね。
いきなり結論なんですけども
広く浅く訴求をせず、対象を狭めて深く訴求をしていきましょうという事です。
今回も最初は分かりやすく、病院を例に解説をしていきたいと思います。
■医者を例に出してみます
例えば、お医者さんと言われる方々も必ず専門の「科」を持っていて、自分の診れる患者を対象として治療をされますよね?
耳鼻科の先生が歯の診察とかは一般的にしないですよね?
ギターの世界でも大体は得意な分野があったりして、ジャズギタリストとか、ブルースギタリストとか、ロックギタリストなどいわゆるジャンル分けというものがされます。
このように、業界のプロであっても必ず特化した何かを持っている分けですから、
お医者さんであれば、耳鼻科が専門なのに風邪の患者や、皮膚を診たり、歯を診たりということはせずに、まずは自分の分野で顧客を呼ばなければならない分けです。
何故こんな話をしているか?
→はじめは、誰でも顧客の対象を広く考えてしまうものだから
ここで大事なことは
自分のペルソナ(いわゆるターゲット)はどういう人なのか
ということです。
では今回もペルソナ(ターゲット)の例を出してみます。
■例えば、ギターレッスンの講座を売るのであれば
<ペルソナの特徴 4つ>
・30代後半の家庭もちの男性
・ビジュアル系世代の音楽を聴いて育っている
・会社員で、休日を中心にギターを楽しんでいる
・休日は子供と遊んだりもしたいので、自宅でオンラインのレッスンを受けたいと思っている
この4つの特徴を思い浮かべてみると、なんとなく人物像が思い浮かびませんか??
なので、こういった方にジャズギターの講座のレッスンを売り込んだところで入会率はきっと低いことが解るかと思います。(広く浅く訴求をしている状態)
例えばこの方に2つのアプローチを考えてみます
「私はジャズギターを専門にしているプロです。ギター初心者向けの講座を開催しているのでどうですか?」という訴求より「自宅レッスンOK!青春時代の懐メロロックを弾きませんか?毎週オンラインにて開催しています」
当然、このペルソナには後者のアプローチが有効的ですよね?
つまり、このように自分のサービスを売る対象者を絞った上で自分のサービスを訴求していくことが大事なんですね。
言い換えるならば、「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがありますが、割とこれは的を得ていると思います。
■自分のペルソナはどこにいるのか?
それでは、自分のペルソナを決めたら、実際にどこにいるのでしょう??
一番手軽に探すことができるのは「SNS」。(プラットフォーム:Instagram、Twitter、Facebook、YouTubeなど)
逆に呼び込むためには「ブログ」
これらは、ほとんど無料で行えるので初心者の方にはおすすめです。
ただ、ブログの場合はワードプレスなどで始める場合にはサーバー代がランニングコストとしてかかってきます。
また、有料でもいいという場合は広告なども出すことができますが、出す場合もInstagramで出してみるなど、少額から試してみることをお勧めします。(1日の上限が設定でき、まさにペルソナもある程度設定することができます)
↓
時間はかかりますが発信活動をして、最も最適なプラットフォームを探していく
↓
結論:最初からうまくいくことは少ないです。
時間をかけてコツコツと継続していくことで、やっと成果が現れてくるものです。
そして、成果が出た場所に今後は特にコミットをしていく
こういった流れです。
ここまでくれば、次に自分がすべき事というのは自ずと出てくるはずですから、あとはPDCAを回して自分で加速させていってください。
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まとめ
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・広く浅く訴求をせず、対象を狭めて深く訴求をしていきましょうという事
・自分のペルソナがどこのプラットフォームに一番いるのかを考えること
・成果が出たら、その場所で一旦加速してみること
こういった内容でお話をしてきました。
というわけで、このフリーランスシリーズもあと2,3本で終わるかと思うのですが、一度全てが完成したらYouTubeなんかの動画にも落とし込んでみたいと思います。
それでは、今回も最後までお聴き頂きありがとうございました。
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