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『亡国のイージス』(2005年)感想

★3.5/5
1隻のイージス艦で繰り広げられる熱い戦い


やっぱり面白い

学生の頃にBS朝日で初めて観た。初見では「海自全面協力の面白い映画だなー」くらいだったが、中学生の頃に原作を読み感動。これがきっかけで「終戦のローレライ」も「戦国自衛隊1549」読んだ(+映画も観た)。
社会人になって観ても面白い。むしろ、登場人物の気持ちが理解できるようになった大人だからこそ楽しめるような気もしている。

熱い男たち

先任伍長はじめ、如月や宮津、DICEの渥美など信条を持った男たちがカッコいい。真田広之の演じる先任伍長が、特にカッコよく思えた。絵を通して如月と交流するところ、菊政(魚雷の訓練で事故死した隊員)の死後も訓練を続行する幹部に食って掛かるところ…等、本人のカッコよさと相まって良かった。宮津を演じるのが寺尾聰なのもGOOD。というより、全体的にキャスティングのセンスが素晴らしい。

無理のないストーリー

当然フィクションだから、現実ではあり得ないことも無くは無い。とは言え、無茶苦茶でもなく邦画らしい範囲でストーリーが作られていると思う。某国の工作員の存在や米国の化学兵器、そして論文「亡国のイージス」。うまく日本らしい素材が活かされていたと思う。

アクションシーン

一番の見所は、「うらかぜ」との水上戦闘だろう。You〇ubeの切り抜きで定期的に何度も見た。両艦の乗組員による機械的なセリフにプロ感があって好きだ。劇パト2の幻の爆撃シーンを思い出す。何気にF2のシーンもカッコいい。そもそもF2がカッコいいし、出撃シーンやパイロットの通信シーンもあって見所十分。派手さではなく、緊張感がいい味だしている。
アクションシーンといえば、銃器も良かった。ジョンヒが水中銃を持っているのが印象的だったが、MP5K(クルツ)もいいですね。幹部自衛官が持つ9mm拳銃も良かったです。まぁ、これに関しては私の好みですね笑。9mm拳銃ってなぜか私には魅力的に映るんですよね…。

以上

一言

再配達めんどくさい…。営業所に行ってきます。

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