パタヤでタイ人女性と同棲してみた 3話

１話から読んでくださる方はこちら。

がっつり昼過ぎまで寝ていた。

Nちゃんが先に起きたようだ。

俺はもともと夕方起きてたので14時起きでも早起きである。

起きたら飯が用意されていた。しかもうまい。

タイは外食文化なのでそこら中に安い屋台がある。

すべて外食でもいいのだが、朝起きた瞬間に温かいご飯が差し出されるのはやはり最高だなと思った。

その時から一緒に生活するようになった。

一緒にクラブに行ったり、ナイトマーケットに行ったりして、

俺が知らないところに連れて行ってくれたのでパタヤに関する知識が増えた。ありがとうね。

3日間はあっという間だった。

俺はあと1２日ほどパタヤに滞在する予定だったが、Nちゃんはすでにマレーシア行きのフライトを手配済み。

俺は、
（この子と遊ぶのはこれで最後か、楽しかったなあ～、またパタヤに来た時に会えればいいなあ）

と思ってた。

前日の夜にひたすら、
「take care na」（ここでは気を付けてねの意味合い）

と言われた。パタヤは病気が蔓延してるからな、と。まあ性病のことである。

一応Nちゃんはマレーシアでセクキャバしてるだけで、客と一夜を共にはしないらしい。（本当かどうかは闇の中、正直どっちでもいい）

なので、パタヤで遊ぶなら気をつけろよ、と。

「そんなことしないよ～寂しいから早く帰ってきてね」

と言っておいて就寝した。

翌朝9時、Nちゃんを空港行きのバスターミナルまで送って解散した。

とりあえず自分の城に帰って寝ようとしたら、Nちゃんからメッセージが来た。

「今からマレーシアに行くか、田舎に帰るか迷っています。おばあちゃんの具合が悪い、私は看病しなければならない。あなたは私と一緒に私の実家に行きたいですか？」

まじかよ、、と思った。正直行きたくはなかった。タイのド田舎に行ったことはないが、おそらく衛生的に無理だろう。俺は汚いのが苦手なんだ…

ここで行かなかったらもう二度と会えないだろうな。うーんどうしよう。

得意の日本人スキル、行きたくないことを察して文章をたくさん送りつける。

しかし、

「短い間ならいい？」

「あなたの仕事はパソコンでできるから場所は関係ないよね？」

と、しつこく誘われる。

他の女の子と遊ばれるの嫌なんだろうな…

異国の地のきいたこともない、パタヤから車で5時間の土地に俺は1週間連れ去られるのか、、大丈夫かな、、

と不安になった。

迷った挙句、

人生一回きり、いい経験になりそうだし、ついていこう！

最後はノリでOKを出した。

次回はド田舎に連れ去られた話です。