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セリエAとACミランとイブラヒモヴィッチ

どうも、patrickです。

遂にイブラヒモヴィッチがACミランに復帰しました!!!

これは見るしかないと思い、普段は見ないセリエAも見てみました笑
今年はミランがとんでもなく出来が悪いと聞いてはいましたが聞いてた通りとんでもなく出来が悪かったように見えました。

ということで、今絶不調のミランにイブラヒモヴィッチがどのような変化を生んでくれるのか考察していこうと思います!

〇現時点でのセリエA

2020/01/07 時点での順位表はこんな感じ↓

勝ち点差は拮抗しているもミランは12位にいるという状況です。
ユベントスに競り勝っているインテル、その後に付けているラツィオ、ローマ、アタランタ、カリアリと例年通りの拮抗した目の離せないシーズンになってますね笑

ユナイテッドからインテルに期限付きでいった雑魚専とローマに同じく期限付きで行ったスモーリングはあれほど調子が良くなるとは思ってませんでした笑

カリアリはナインゴランが中国から移籍してきたナインゴランの恩恵もあり、戦術ナインゴランで周りの戦術のいいところをうまく引き出せてるように思います。正直ここまで上がってくるとは思いませんでした。

アタランタも2016-2017シーズンから続けてきたガスペリーニの戦術が年々チームに浸透しているイメージがあります。
攻撃面ではイリチッチ、アレハンドロゴメス、ドゥパンサパタを中心とした多彩な攻撃で前節のパルマ戦では5点もとり快勝!
守備面ではパルミーロを中心にあの戦術の中頑張っていると思います。

その中で12位と上位陣に離されてしまっているミラン。
ここからはミランの修正点などを考察していきます。

〇現状のミランの修正点

イブラヒモヴィッチの復帰戦となったサンプドリア戦ですが結果的には0-0のスコアレスドローとなりました。
スタッツはこんな感じ↓

ミランが優勢だったというように見えますが実際はそこまで試合を見ていて押しているように見えませんでした。
ポゼッション志向のミランとカウンター狙いのサンプドリアだったためサンプドリア側はこのスタッツは想定内だったと思います。しかもこの時点ではサンプドリアはミランの4つ下の16位だったので多少の力の差もあったと思います。

試合を見ていて思ったのは、ミランのパスミス、トラップミス、クロスの精度、がとても目立ちました。
ポゼッション志向のチームにおいてパスミス、トラップミスの多さが指摘されているのは致命的です。

それに加えてミランの崩しが特別上手かったわけでもなくサンプドリアは守りやすいように見えました。

55分にイブラヒモヴィッチが投入されましたが彼が入ってから試合の流れが変わったような気がしました。実際、枠内シュート2本打ってたので数字という点でも出ていたと思います。

彼は以前まではストライカータイプであって試合を作りに下がってきたりするタイプじゃなかったのでゲームメイクをしている姿をみて少し驚きました。LAギャラクシーに行ってからそんなに変わってたんだなぁ

しかし、イブラヒモヴィッチが投入されてからもパスミス、トラップミスが酷すぎるのは変わるはずもなくカラブリアにイブラヒモヴィッチがキレているシーンも見受けられました。
(まあ実際イブラヒモヴィッチが入ってもクロス、簡単なパスでさえもミスしてしまうのだから逆によく試合の流れを変えられたもんだ笑)

そんな感じで結果はスコアレスドロー、スタッツ的にみるとミランの勝ち試合だったように見えますが試合の内容はとても悪かったです。

まず、戦術以前にポゼッションの中でのパス、トラップの精度をしっかり上げていくこと。(グアルディオラ、アルテタはシティ、アーセナルでその部分をめっちゃ厳しくしているようです)

その上でブロックを崩せるようにしていくことが重要だと思いました。

まあ基本中の基本なわけですけどね()

〇イブラヒモヴィッチを上手く使うために

まずイブラヒモヴィッチ加入前のフォーメーションを確認すると、

4-3-3でサンプドリア戦と同じような並びになっています。
しかしこのフォーメーションだとウイングの破壊力はそこまでなく、クロスが恐ろしいほどド下手なので2トップにした方がピョンテクもほかの選手も活きるような気がします。

2トップなら3-4-1-2で

ウイングを無くしてしまった方が攻撃も活性化すると思います。
まあ4バックにしろ、3バックにしろSB、WBの補強は急務だと思います。

おすすめは冨安です。
今彼はボローニャでスタメンになり信頼を勝ち取れています。大柄で運動量も多くCB、SB、WBまでこなせるユーティリティな選手なので適任だと思います。

イブラヒモヴィッチをこのフォーメーション(3-4-1-2)に入れるならピョンテクと組ませてみたいです。ピョンテクもストライカータイプなのでイブラヒモヴィッチとタイプが被るのではと思いますが、今のイブラヒモヴィッチはゲームメイクに参加しながらもストライカー的役目を担うのでその中でピョンテクと組ませるのは一つの手だと思います。

しかし、彼も38歳と高齢になり何試合にも渡ってフルで出るのは厳しいと思われます。
なのでレオンの交代で投入、又はその逆パターンなどで起用するのがベストなのではないのかと思います。

次節はカリアリ戦です!
今シーズンのダークホース的存在であるカリアリ相手のアウェーゲームは簡単ではありませんかこれから調子を上げられるように頑張って欲しいです!(謎の上から目線)

ご精読ありがとうございました!