見出し画像

ハイキュー!(漫画)にみる、私の人生史。

こんばんは。おはようございます。こんにちは。

お久しぶりです。ぱとろんです。
みなさん、お元気でしょうか?
今日は、あいにくの雨ですが、一日しっかり乗り切れたでしょうか?

今日は、ぱとろんのおすすめ漫画についてご紹介します。

それは、『ハイキュー!』。
言わずと知れた、大人気バレーボール漫画です。

すごく簡単に説明すると、技術は稚拙かつ身長も極端に低い主人公が、
類まれなる才能である跳躍力を武器に、
かつて天才と呼ばれたがその熱心さゆえに人望に恵まれなかったセッターと共に、全国制覇を目指すお話です。
(自分で執筆しといてなんですが、この説明はいささか省略しすぎかと。
とにもかくにも、まずは本編を読んでみてください。)

この漫画は、わたしがちょうど中学生になったころから連載がはじまり、
高校卒業まで継続していました。

わたしは無類の漫画好きなのですが(週刊少年ジャンプは小4からずっと欠かさず講読)、この漫画の特にすごい点は、個性的な登場人物を「セリフ」とともにキャラ立ちさせていることかと思います。
もっと端的に言うと、「セリフを聞いただけで、誰がそれを言い放ったかわかる」、ということ。
視覚的な要素でキャラクターを描き分ける漫画家さんは多くいらっしゃいますが、セリフの言い回しだけで、ここまで使い分けている漫画家さんは
中々いらっしゃらないのではないかと、ぱとろんは常々読み返しながら感じております。感覚としては、小説に近い。

そして、何といっても、一つ一つのセリフがそれはもう、粒ぞろい。
一人一人の要所要所で言い放つセリフが、それはもう胸に染みて、
アニメを含め、涙なしでは見られないのです。

加えて、最近気が付いたことが、人生のフェーズが変わるにつれて、
自分の刺さるポイントやキャラクターが異なっていくということ。
刺さる音楽は年齢によって変わっていくと聞いたことがありますが、
漫画でここまで刺さるポイントが変わるのは、言葉を基軸として
動いているこの漫画だからこそなのかな、と。

中学生の頃は、言葉の魅力になんか気づいちゃいなくて、
このキャラクターのビジュアル好みだなぁという程度。

高校生になり、特に大学受験の時期になると、「継続・反復・丁寧」を忠実に守り、結果ではなく、自分の歩いてきた過程を大切にするキャラクターが、成績の伸び悩む自分とリンクし、毎週の週刊少年ジャンプで励まされていました。

最近は、今まであまり注目していなかった主人公の強さに気が付きました。
ハイキュー!の主人公は、常に、常に、上を向いて、飢えを抱いて
新しいことに挑戦し続けている。これが、どんなに高い地位を獲得しても続けられているのです。常に、3歩下がって5歩進み続けているのです。
自分なら、ある程度進んだ後に3歩下がるのは怖くてできないなぁと感じてしまうのですが。
そして恐らく、大学に入って、人生の今後の展望やキャリアイメージもなく
ぼーっとしている自分に、彼の渇望し続け、活動し、活躍する姿が眩しく映っているのだと思います。

いくつになっても、どんな地位に立っても、常に挑戦し続けられる人は、強いし、美しい。
自分もそうでありたい、と切に願います。

少し話は変わりますが。
漫画はもはや、サブカルの時代ではありません。
海外の人々の日本に対する入口は、ほぼ100%と言っていいほど、
日本の漫画やアニメですし、これからの日本を支えていくのは、cool Japanの一環としてくくられてきた、漫画だと思うのです。
(日々、日本に来た留学生と話していて本当に実感します)

いつになっても、どこにいっても、日本の漫画は本当に素晴らしい。
まだ読んだことないなぁ、という方。ぜひ、ハイキュー!お勧めします(笑)


★今日のまとめ
・ハイキューが熱い
・タッチポイントの移り変わりとともに
刺さるポイントの変わる漫画
・もはや「サブカル」で片せない漫画

この記事が参加している募集

#自己紹介

233,787件

#私は私のここがすき

15,776件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?