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20代でやり残したこと


 久しぶりに親愛なる友人と会った。

 久しぶりにシーシャバーへ行った。


 前にシーシャバーに行ったのは2018年くらい?で六本木だったような気もするし今日行った渋谷のお店だった気もする。

 人生二度目のシーシャ。

 この間紙煙草を初めて吸ったから煙草は人生3回目。


 家が荒れすぎて憔悴していたから今日はヤケクソ気分もあって、思い切り吸ってしまった。


 チルイン渋谷センター街2号店。

 前もここだったような気もするしでも記憶ない。

 トルコランプのおしゃれな雰囲気で、うるさくない店内。

 20時までに入店すれば席料700円。1時間1200円、1.5時間で1800円。


 シトラスミントとブルーベリーフレーバーのものを友人と2人で吸った。

 最初のシトラスミントの時は、やっぱり不健康なものを身体が受け付けなくて、7:3くらいで友人がほとんど吸っていたけれど、ブルーベリーフレーバーは、なんだか甘さもあってか、涙したあとだったからか、心がぼろぼろすぎたからか、多分5.5 : 4.5くらいでわたしも半分弱くらいは吸った。


 シーシャバーを出てからもう3時間ほど経つけれど、まだ自分の身体の奥底からシーシャの味が空気に漂っているような感じがする。


 やっぱりタバコの時も思ったけれど

 身体に毒々しいことをしたら、そわそわする。


 定期的に吸いたいなんて思わなかったから、今日だけ、でいい。


 前に友人の家で初めてタバコを吸ったときもぼろぼろだった時だし、初めて煙草を吸ったシーシャバーの時も、覚えてないけれど、煙草よりずっと毒々しい何かに巻き付けられていた。



シーシャって、煙草を何箱も吸ったくらいの害悪が身体に与えられるらしい。女性だからね、妊娠もまだ、したいしね、いろんな意味で(結婚できるのかとか持病はとか)できるのかわからないけど。

シーシャバーの店員さんは、毎日吸ってて身体大丈夫なのかな、って勝手な心配しちゃった。



 シトラスミントの時は、煙たい中に目が覚めるようなスッとした感じがあったけれど、ブルーベリーは、本当にスモッグの中に甘みがあった。


 絶対ハタチになるまでお酒は飲まないと決めていて、大学のサークルの新歓で1杯だけ!一口だけ!と言われようが、無理やり飲まされそうになろうが(私が大学入学したのはもう10年以上前だったのでね、まだ無理やり飲ませるとかあった時代だし、どことは言わないけど、二大私大の片方の新歓では、新歓で、一女(大学1年の新入生)の子たちに、二男(大学2年の先輩男性)がお酒注いで、飲ませて酩酊したところを持ち帰ったり、なんならお酒を飲んでいるこの新歓の場、シラフの私の目の前でおっぱじめられたりして、女子校あがりで男性経験どころか男性の友人もほぼいない私はびっくりしちゃったよね。さすがに時代は変わったと思うけれどこれから大学生になる女の子は気をつけなね。)


言葉通り本当にハタチになるまで飲まずにきて、


二十歳からお酒を飲み始めたけれど、煙草は一生吸わないと思ってた。


 24〜25歳の時一度だけシーシャバーに行って、本当に舐めた程度に一息した、程度で吸ったけれどそれ以来シーシャもタバコも吸わなかったのに、


 2023年に、煙草を何息かもらい、シーシャも吸うことになるなんてね。


 シーシャバーを出た次の日くらいから、肺が変な感じがして、数日間肺に違和感があった。数日後に消えたから、特に病院は行ってないけれど、シーシャは煙草の何十箱分?とかいうから、肺の健康を害したかもね、


 煙草やシーシャを吸っている時の、あの身体に毒々しいことをしているという興奮がもたらす高揚した気持ちより、


 健康の心配の方がずっと勝ってしまうから、やっぱり私には向かないや。


 まあもともと愛煙家じゃないし、喫煙習慣もないからね。


 シーシャは、この間久しぶりにいったら、危うく時々は吸いたいかなと思ってしまいそうになるくらい、自分の中で何かが寂しくて何かを欲しているような気がしたし


 友人には、吸う習慣つけたらとか言われたけど、煙草何箱分とかの方が気になってやっぱり私はいいや。


 吸えない、わけじゃないけれど吸わない、だけだもん。



 初めてシーシャバーに行った時の、微かな、しかしほとんど覚えてないのに行った!という強い記憶は、どうして残ってるんだろうって、不思議に思っていたけれど

 初めてシーシャを知った時の、あの友人から送られてきたLINEの写真が頭に残っているだけなのかも。


 初めてシーシャを見た時の私には、入院患者が管巻かれてるような感じに見えたんだ。


 振り返れば20代、正社員として真っ当に働き、経済的、生活的自立をすること以外のほとんどをやり尽くした。


お酒も、煙草も、シーシャも、ディズニーの年パスも、ヲタ活も、若い頃にしかできないような激しい片想いも、誰かと付き合うことも、彼氏との旅行も、初めてのキスもセックスも、"好きでもない男"に抱かれる経験も、セックスに狂った時期も、AV観まくったのも、アルバイトでの社畜も、一人旅も、彼氏の家に1週間も泊まるみたいなことも、彼氏とのドライブも就活も卒論も院進も修論も、人間関係失敗したのも、過労で倒れて入院したのも死ぬかと思うくらい過労で倒れて嘔吐したのも、"クソみたいな"恋愛の仕方も、マッチングアプリでの出会いも、初めて会う人たちとのデートも、"好きでもない男"たちに気遣いながらメールしたのも、好きだったのに自分から手放した恋も、好きだから会いに行ったのも、新卒で就職したのも、退職したのも、その後非正規で働いているのも、転職活動も、アニメや映画を観まくったのも、ジムに通ったのも、過食も、その後体型を少し戻したのも、香水をつけるようになったのも、


 およそ、まともに働いて経済的自立をすること、実家を出て経済的に・生活的・精神的自立をすること、結婚や妊娠出産など誰かと共に生き、人の親になる、自分の生きる責任に芯の方まで誰かへの責任が出てくる、
いわゆる、"多くの人が20代くらいで経験する"ことと言われる大きな人生の三大転機以外ほとんど経験したとも思える。
(いや、幸いなことに私はこれまでいわゆる交通事故に遭うとか目に見えるリハビリが必要な身体負傷などは経験していなくて、骨折すら30年間したことないからそういう経験はないけれど)


 30代は、と本に書いてあったけれど、
20代後半くらいから、


 結婚しているか、仕事がうまく行っているか、収入が多いか少ないかで、

 学生時代横一列に見えていた友人たちと、一人一人がバラバラに生きていて、それぞれの人生をそれぞれのタイミングでそれぞれの選択で生きるようになって話も噛み合わなくなるんだとはっきり認識し始めた。学生時代までは同じようなノリだった人たちと合わなくなってくることも経験した。


 自分の仕事、お金、セクシュアリティや身体とどう付き合うかで、社会や愛する人などとどう繋がるかで、面倒を見なければならない親や子どもとどう向き合うかで、人生が枝分かれし、異なっていくのが30代らしい。そして、これらの課題をうまくクリアするかどうかが人間の差として色濃く出てくるらしい。


 身体は、顔は、30歳になった途端から、何もしなくても溌剌としていた20代と明らかにかわってくる。


 自分の成功する時のパターン、失敗する時のパターンが見えてきて、どこまでなら手を出せるのか、どこからは無理なのか、自分の手の届く範囲も20代後半で見えてくるから挑戦しなくなっていったりもする。


 30代に入ると3年以上は、収入がほぼ変わらずパートナーも住んでいる地域も固定化されていってしまうらしい。だから、時折、そういうものを手に取って見返してチェックしてみるのも必要と本に書いてあった。



それから、30代ならまだ、きっと希望はあるだろうし、別に40代以降は絶対無理とか、じゃないけれど結婚したい場合、子どもが欲しい場合、30代はやっぱり結構限界年齢な気がしている。パートナーや家族を持たない選択も一つだけれど、持ちたいを選ぶなら、それ相応の努力が必要で、運と巡り合わせと相性の問題もあるけれど、きっと選びたい人は若い頃からそこに向かって努力をしている。


結婚したいわたしが、就職すらできてないのは、やっぱり運が悪い(健康体じゃなくなったとか)があるとはいっても努力不足なんだろう。


でも、まだわたしは30歳になったばかり。


2023年は、29歳から30歳への大きな変革の年で、29歳の間にいろんな地へ行った。いろんなことをやってみた。一人の時間をたくさん持った。30歳にはなってしまったけれど2023年が終わるまでの残り2ヶ月半、


今ですら、そんなの今頃、遅いとなることも、今からまだ始められる。


20代のうちに、

勉学に勤しみ(いや、院まで行ったのに勤しめていないか)
社畜し(学生時代のアルバイトで)
働くことに憧れ、働くことに失敗し、
片想いも両思いも付き合うのも全部経験したんだと思う。


そうだな、働いて自立することと、お互いに一緒に歩んでいこうと思えるパートナーを持つことと、子どもを産むことというわたしの中での、三大がやはり、残ってる気がするな。


それって結局、たぶん、わたしが、ちゃんと責任を持って引き受けずに目の前の生活に手一杯で将来的なことを後回ししてきた結果なんだろう。


だから、目の前のことを一生懸命生きるのはもちろん大切だけれど、わたしの場合は将来からの逆算やきちんと自立するための逆算を生活として組み込むのも大事なんだなと思う。


まずはやはり、家を出て自立することだよね。つまり、働くことだよね。

 シーシャを吸った日、いつも通り友人に、早く家出ろよ、とにかく家出てしまうんだよ、と言われたけれど、


 あの日、これまで親愛なる友人が言っていた、「とりあえず郊外首都圏に暮らして東京で働くのがいい。正規雇用が難しいならバイトでもなんでもやって安い賃貸借りてなんとか一人で暮らすところから始めるしかないだろ、そのためにはまず半年分くらいの家賃をまとめて払えるくらいに少し目の前の楽しみとか我慢して貯蓄して、で、とにかく賃貸借りて来て家でろ、」と言われてきたそれが、やっと、理解できた。もう30歳になっていて、はっきり言ってこんなことを理解するにしては遅すぎたけれど、

成長の遅いわたしは、やっとわかったんだよ。

とはいえ、結局まだそのための行動に移せてない気もするけれど。


もう30歳になってしまったけれど、
人生は過去には遡れないから今が1番若い時だから、今がすでに遅くても、今からやるしかない。


医師の都合に振り回されて持病の通院に、
この5年間何度も何度も、病院を変え、医師を変え、でもう今回病院をかえるので4回目、医師も4人目だけどね。それが疲れちゃったよ…でもやるしかないからね。




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