意外と目に見えないものを信じています

昔は霊感とか…幽霊なんて全く信じていない人間でした。
もちろん、いまだに見たことはないです。
金縛りには何度もあったことはありますが、あれは睡眠麻痺だとわかってます。

でも長く生きてくると、なんとも説明つかない不可解な現象にも遭遇しますねぇ…
霊かどうかは知らないけれど、目には見えないものってあるんじゃないかと最近は思い始めてます。

私はテレビ番組のクレイジージャーニーが大好きで、毎週欠かさずに観ています。
（再開してくれてほんとに嬉しい…）

見逃さないように、毎週録画予約までしているんです。
月9のドラマにも負けない優先順位…

毎週マニアックなジャーニーが出てくるので、ついついもの珍しくて観ちゃうのですが…ちょっと前にイタリア人の方で、京都大学でオカルト研究されてるというジャーニーが出ていたんです。
京都大学でオカルトってだけでも「えー？？」ってなりましたが…
その日の番組の旅はイタリアに実在するエクソシストの取材旅で…
俗に言う、悪魔祓いというヤツです。

私は映画の世界だけの話だと思ってたんですよね。
実際にそういうお仕事をされている方々がいらっしゃいました。
そして祓ってもらう側の方々も…

まあ、取材はほんとに驚愕の内容ばかりで、にわかに信じがたいと思いつつも、無きにしも非ずだなぁと…
こういうことは馬鹿にできないことだと思っています。

なぜ悪魔に取り憑かれてしまうのかという条件みたいなところも明らかになっていたのですが…
色々あるうちの一つに「呪いをかけられた食べ物」っていうのもあったんです。
その取材された方は、知らないうちに食事に混ぜられていたというものでした。
そして、食事を作っていたのは母親。
取り憑いてる悪魔とやらは全く別人格の幽霊のような感じでしたが、元を辿れば…つまるところ、母親に呪われてたってことなのか！？と…

ゾワ〜ってしました。
怖すぎる。
呪いって、結局は人の念みたいなものなんだろうなぁ〜…って、そんなことを思いながら観てました。

そして、呪術廻戦に出てくる呪いというのは、あながち間違ってない設定なのかも？って思ってしまった。（急にアニメ出た…）

まあ、そんなこと考えながら観ていて…ふと思ったんです。
その念みたいなものがネガティブなものだからそういう恐ろしい現象として現れる…
じゃあその逆も然りで…すごくhappyな気持ちを込めて料理すれば、それは食べた人に伝わるんじゃないかと…

そう考えてみたら、確かに確かに！！
よく、世の中のお母さん達が愛情を込めてお弁当を作れば、そういうものが伝わったりしていますよね！

植物に毎日暴言を吐いて育てたものと、優しい言葉をかけて育てたものでどう違いが出るのか？という研究を見たことがありますが、暴言を吐いていた方は枯れてしまい、優しい言葉をかけていた方は元気に育っていました。
それとも似てる。

お料理もお菓子も、イライラしたり、焦って慌てて作ればそういうものが出来上がってしまうし、なんとなく伝わってしまう。
だとしたら私のお店としてのお菓子作りは、食べてくれる人達、食べたいと思ってくれる人達の笑顔と癒しを思いながら作れば良いのだろう…
そんな答えに辿り着きました。

食べてもらう相手の喜びや幸せを想う…
食べ物に愛情を込めるってそういう事かなぁ…と。

そして、目に見えないものはやっぱり存在すると、勝手に確信してみたところです。

そんな訳で、怖〜いオカルト研究の話から、急にポジティブな学びをいただきまして…

どうして最後はそんなポップな答えに行き着いたのか、我ながらクレイジーです。