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コーヒーイベントはアツい

ちょっと前のことにはなりますが…9月の終わりにアジア最大のコーヒーイベント"SCAJ"が開催されました。
業界の人はもちろん、一般のコーヒー愛好家達もこぞって集結するお祭りイベントです。
まだコーヒー愛好家というにはヒヨッコな私ですが、もう興味津々なわけで…
初めて行ってまいりました。東京ビッグサイトです。



私が行ったのは初日。
平日なのにすごい賑わいでした。。。
午後には歩くのもやっとの人混みになってしまい、みんな大好きディズニーランドを超える夢のテーマパーク状態。

まあ、私にとっては"かっぱ橋道具街"がディズニーのような存在なので、SCAJは合羽橋をはるかに超える超特大夢のテーマパークだったわけです。
(ちなみに合羽橋は混雑とは無縁です。スイスイ歩けますので…)


さて、SCAJで何がお目当てかと言ったら、私はやっぱりコーヒー豆。
各ブースではご自慢の豆や器具を使ってコーヒーを抽出してくれて…試飲も大盤振る舞いなのです。

小さな紙コップで次から次へと飲んでしまう我らはその日1日カフェイン漬け状態。ここに集まる人達はそんなのもOKなコーヒー好きばかりなのです。
(ちゃんと限界も飲み方もわかってるので、急性カフェイン中毒になる方はいらっしゃいませんね…
ちなみに急性カフェイン中毒はエナジードリンクや内服薬などの合わせ技で出ることが多いようです。)


スペシャルティコーヒーのイベントということもあり、試飲させてもらうドリップコーヒーは浅煎りメイン。
もう今のコーヒー業界は浅煎りが普通なんだなぁ〜と…改めて、時代の流れを感じました。
数年前はこうではなかった…

その農園さんの個性を出して、個性を愉しむ。
それを求めていくと、必然的に焙煎もこの辺りに落ち着くんだろうなぁと思いますが…

精製もだんだん多様化してきていて、ウォッシュトやナチュラルだけでなく、アナエロビックも珍しいものではなくなり、インフューズドなんかもいろいろ出ている時代。
インフューズドは賛否両論耳にしますが、飲む人の好みでもあるし、そういう味を楽しみたい気分とかタイミングもあると思うんですよね。
"無し"という縛りを作ってしまうのはもったいない…というわけで、普段はあまり飲まないですが、私個人としては"あり"だと思ってます。


それから…焙煎士さん達のなせる技も奥が深いんですね〜!
表にはなかなか出てこない事だけれど、この豆をどんな味にしていくのか?…その人その人の解釈や表現の一種だったりして、そこにも個性やクリエイティブを感じます。
SCAJに行って、さらにそういう部分を感じさせてもらいました。
お菓子作りとも通ずるところはありますね。

さて、いろんなブースを巡っていましたが、やはりSCAJを華やかに、スタイリッシュに、カッコよく演出していたのは最新の抽出器具やマシン達でした。
各メーカーさん達の煌びやかなエスプレッソマシンはまさしくテーマパークのアトラクション状態で…
エスプレッソをやってるお店のバリスタさん達から見たら…目が輝いてしまいますね。
きっと、ここでいろんな商談が飛び交っていたんだろうなぁ〜…と。

もちろん家庭で使えるようなマシンや、ドリップ用のさまざまな器具も最新の機能やデザインを備えて、各ブースに並べられています。
これだけたくさんの器具類を、実際比べながら手に取って見るのは普段なかなかできないことで…
これは財布の紐が緩んでしまうヤツです。
見るだけでも、本当に楽しい空間でした。

今回は気になった豆をいくつかゲットしてきましたが、最後の方は身動きがとれないほどの人混みになってしまい…コーヒー業界は今アツいんだなぁ〜って痛感しました。



そして、この記事を書いているうちに時は流れてしまい…
10月21・22日に青山ファーマーズマーケットが行われている会場で東京コーヒーフェスティバル2023が開催されました。
そんなイベントもあるのか!?と、そちらにもひょこひょこ顔出してきましたよ。


会場はちょっと気分の上がるジャズが流れて、マーケットとコーヒーイベントが同時開催。
これもまた楽し過ぎる演出です。
コーヒーは飲み比べチケットというのもあったのですが、私は到着時間が遅かったので、これだ!っていうコーヒーを厳選して飲んできました。
コーヒーのブースはSCAJの時と同様…ものすごい人混みで、やっぱりコーヒーイベントは激アツなんです。

せっかくなんで、東京ではなかなか行けないお店で気になる豆を選んで、淹れていただきました。

徳島から出店されていた
トーコーヒーさんのコロンビア

今までよく飲んでいたコロンビアのイメージを覆す、爽やかでフルーティーな味わいでした。
最近こういう個性的なコロンビアによく出会う…



どこのショップも大行列の中、バリスタさん達は休む間もなくコーヒーを淹れていて、会話ができる状況でもなかったと思うのですが。。。
淹れてもらったコーヒーが美味しくて、独り言のように「わぁ〜、美味しい〜」と呟けば、そこを拾ってくれて会話も弾んだりするんですよね…
どのショップのバリスタさんもそうなんです!
バリスタさん達のサービス精神とかコーヒー愛を感じました。

そんなやり取りも本当に楽しい時間で…
コーヒーは全国共通語、というより世界共通語なんでしょうね!(外国の方もたくさんいらっしゃいましたので)

あの空間にいる人達がみんなで楽しんでるのが伝わってきました。


どちらのイベントも、本当にいい時間を過ごさせてもらって…改めて行ってみて良かったなぁ〜と。

美味しいコーヒーをありがとうございました!













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