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【パパ育総研】育休中の学び直しはありか⁉~岸田総理の答弁へのパパの反応~

今回は1月27日の参院本会議での岸田首相の「産休・育休中のリスキリング(学び直し)」についてパパの反応をご紹介してみます。

2023年1月27日参院本会議の代表質問で、自民党の大家敏志議員が「産休・育休中のリスキリングによって、一定のスキルを身につけたり、学位を取ったりする人々を支援できれば、子育てによるキャリアの停滞を最小限にし、逆にキャリアアップが可能になることも考えられる」と指摘。「リスキリングと産休・育休を結びつける企業を国が支援すれば、親が元気と勇気をもらい、子育てにも仕事にも前向きになれる」と提案した。
これに対し、首相は「育児中などさまざまな状況にあっても、主体的に学び直しに取り組む方々をしっかりと後押ししていく」「(大家)議員の提案を参考にしながら取り組んでいく」と答弁した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/406902640b2ac813ad1f8e208da438eca5acc174

パパの声

パパ育コミュに集まったパパの声にはどのようなものがあったでしょうか。いくつかご紹介します。

育児休業は家事や育児が最優先

学び直しの優先度は低いはず

家事や育児をしたことがない人の発言

賃上げをごり押ししている!?

質問に対する回答を部分的に切り取られてしまっている

リスキリングは産休・育休とは別の話では!?

キャリアの見直しくらいならいいのではないか

育休中のパパの生活

では、実際に育休を取得したパパさんの生活をパパ育コミュが行った「男性育休アンケート」の結果を抜粋しながら紹介いたします。

育休中のパパの役割は「家事・育児」また、「パートナーのケア」です。床上げまでの時期や産褥期においてはこうした役割に全力で取り組むべきです。

そのため、岸田首相の答弁に対し「育児していない人の発言」との批判があつまるのも致し方ないのかもしれません。シカゴリラさんがツイートしている「男は仕事世代」に通じるものを感じました。

ただ、一方で育休中は育児や家事ばかりをしていると、だんだんと気持ちが疲れてきてしまうこともあります。なので、多くの育休パパ、特に1か月以上の長期の育休を取得する場合は家事や育児以外の気分転換の時間を設けています。その中には普段は時間がなくて手が出せなかった新しいことも含まれていたりします。

実際に、育休パパが行った「家事や育児以外の活動」においては「SNS」や「読書」、「運動」といった項目が上位にきています。育休中といえど、家事と育児とパートナーのケアだけをしているとパパの気持ちも参ってしまいます。

【男性の産後うつ】知らないと危険、「男性の産後うつ」の実態と3つの対処方法! | 男性育休のすすめ (papaikuq.com)

育休期間が1か月以上になってくると、「SNS」や「ブログ」といった情報発信(社会とのつながり)は人気がありますし、「資産運用」や「副業」、「資格取得」といった項目も上がってきます。

このように、育休期間が長期化する場合は、育児や家事の隙間時間でリフレッシュする時間も大切ですので、ゴロゴロとソファーの上で携帯でネットサーフィンするだけでなく、ちょっと気を引き締めて子供が寝ている早朝などに「リスキリング」のような取り組みをしてもいいかもしれませんよね。

ただ、そうした取り組みをするにしても育休中は「家事や育児」、「パートナーのケア」が第一であることはお忘れなく!

よろしければサポートをお願いします!頂いたお金は将来"男性育休"に関する電子書籍を出版する際の費用に当てさせていただきます!🦌🦍🌈