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夏だ!水辺へ! その1 

お休みになるといつも、海やら川やら「水」のあるところに行きたくなる。

夏休み、20年ほど前からずっと母と共に国内旅行に行くのが恒例行事で、今回は元々は長崎の五島列島や軍艦島に行くことを考えていたけれど、台風の停滞もあり早々と取りやめにして京都にした。
もう何度、京都に行っていることだろう。学生時代に住んでいたし、何なら修学旅行の引率で5月末にも行っているのだけど、今回は京都は京都でも行ったことのない北丹後、日本三景の一つである天橋立をメインに行ってみることにした。

母は70歳を過ぎた今も現役の国語教師なので、大体どこに行ってもその土地にちなんだ短歌や俳句、作家の話などがするりと出てくる。
生きた「観光文学AI」を連れて旅行しているようなもので面白かった。それと共に、きちんと何か一つのことを純粋に一生懸命やってきた人の深みっていいものだなと思う。母のそういうところはとても尊敬してるし、とっても好きなところだ。

突然京都に決めたので、宿を急いでネットで探した。Booking.comというサイトで探したら、定価の40%ほど安くて驚いた。しかもここのサイト、宿泊先に対して「リクエスト」があればそれにも対応してくれるので便利だった。
京都駅付近で見つけた宿「Rinn 上夷」に宿泊。
それにしても京都って年々ホテルが増えているなあ・・・・。

【ホテルの良かった点】
・安価だった割(大人2人2泊で25600円は安いと思う)にはとても綺麗で快適、設備の整ったホテル(空気清浄機もあった)で、欧米の方仕様な感じだった。
・1人1杯分だけど美味しいドリップコーヒーが飲めるドリップポッドが部屋にあった。2泊の人はたぶん、言えばもう1杯分もらえるしとても美味しい。
・チェックインは22時過ぎても全然大丈夫。22時過ぎるとチェックインの仕方が「レイトチェックインのご案内」と、メールで送信されてきたしわかりやすかった。
・フロントの方は日本人でない方もいたけど、皆さんとても親切だった。
修学旅行の時もそうだったけど、最近、京都の宿って日本人以外のスタッフの方が多い。外国語対応のためもあるだろうし、そもそも優秀なのかな。

総じて、とっても快適なホテルだった。
ただ、立地が京都駅に近いと行っても駅から徒歩12分ほどの場所で、私一人だったら確実に歩くのだけど今回は母が一緒なので、毎回、京都駅への移動の際はタクシーを予約したことはちょっと惜しかった。*タクシーは1回700円ほど。
ただMKタクシーのアプリを使って毎回予約したので、時間通りに来てくれたし苦はなかったから良かった。
小さい子どもや年配の人が一緒の場合は、駅に徒歩2〜3分以内のところが良さそう。京都の夏は特に暑いし、長い距離を歩かせるわけにもいかないから。来年の旅行は主要駅のごく近いところにしようと反省。

天橋立のことを調べていたら、行く日の夜に観光船で花火を見られるというのがあって「これは!!」と思って電話予約したけど、それを見てからだと電車がなくなり京都に帰れなくなることがわかって、しおしおと数分後にもう一度電話して予約を即キャンセルに・・・・代わりに昼間に観光船に乗るチケットを購入。
・・・・宿泊先を決める前にやりたいことを先に決めとくべきだった!
(花火見たかった)

観光船の往復チケット、ケーブルカーかリフトにも往復で乗れてお得でした。

あとは旅行2日目の朝に、昨年度も行なった建仁寺・両足院での坐禅体験を予約し、あとの予定はその時に・・くらいの緩さで旅行の準備をすすめた。

母はこの毎年の旅行をとても楽しみにしてくれている。健脚な母だけど、70歳過ぎた人を流石にたくさん歩かせるわけにもいかないから、そこも考えての旅行計画。私一人の行きたいところをガチガチに詰めていく旅とは違って、余裕をもたなければいけない。

と、そんなこんなでぎりぎりに準備して、母と私は別々の場所から朝10時、京都駅に集合!ということで旅が始まった。








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