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駐輪場のおじさん

※水曜定期更新「ポジティブあつめ」

 仙台市営駐輪場の入り口には小さな事務所ボックス(自称)があり、1~2人のおじさんがいる。たぶん、年齢的には「シルバー」世代なのだろう。でも愛をこめて「おじさん」と呼ばせていただく。

 用事を済ませて、夕方駐輪場へ戻ると、ボックスの中のおじさんが2人で談笑していたが、私を見つけるとボックスの中から

「おかえり!」

と声をかけてくれた。一人暮らしで「おかえり」と言われることがほとんどないので、ちょっと戸惑っていると、もうひとりのおじさんも

「おかえり!」

と声をかけてくれた。

「ただいま!」

とはさすがに言えなかったが、なんだかすごくうれしくてマスクの下でニヤニヤしてしまった。

 このときふと思い出した。
 学生の頃、初めて原付に乗って(↑とは別の)駐輪場へ行った時にも、エンジンの掛け方や地下から地上への出方がわからなくなって半泣きのところ、駐輪場のおじさんが助けてくれたことがある。
 駐輪場のおじさんはみんな親切な気がする。

 おじさん、いつもありがとう。長生きしてね←

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