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図書館がすきだ ~仙台市図書館編~

貧乏な本好き、ぱたこです。
私は1冊の本を買う余裕は正直に言ってない(物を増やしたくないのもある)ので、著者にはお金を落とせず申し訳ないが、図書館をフルに活用している。

図書館?返さなきゃいけないし時間に追われて読むなんてつまらない

という方も多いと思うけど、限られた時間で「読まなくては…」と思うので図書館のシステムはとても良いと思う。

宮城県図書館と仙台市図書館という素晴らしい図書館が2つもある宮城県に住んでいる私だが、今日はヘビーユーズしている仙台市図書館について。


各地にある仙台市図書館

仙台市図書館はメインの「市民図書館」に加えて6つの「分館」、10の「分室」、「サービススポット」、「移動図書館」がある。
仙台市内に住んでいれば、どこかしらの分館や分室を利用することができるので、かなり本が身近に感じられる環境だと思う。
ちなみに私は市民図書館ユーザーだが、子供の頃は泉図書館をよく利用していた。最上階はプラネタリウムがあったけど、今はない模様。

webでできることがたくさん

まだ使いこなせていないところもあるけど、市民図書館のHP上でできることをリストアップしてみた。

・検索
・予約
・延長
・My本棚機能
・新着資料
・貸出、予約ランキング
・ブックリスト

検索機能は仙台市図書館すべての蔵書から検索ができる。
どこの分館にあって、何冊あるのか、予約が入っている場合は何件予約されているのかもわかる。

私は本は買わないが、書店でふらふらと本を眺めるのが好きだ。
いいなと思った本があればその場でスマホから蔵書検索をして、予約をする。
事前に受け取りたい図書館(私は市民図書館)と、連絡方法(メールor電話)を設定するので、予約はあっという間。
予約が入っていなければ、2~3日で「届きました」の連絡が来るので、1週間以内に受け取りに行く。
とても便利な世の中になったとつくづく感じる。

あまり新しい本は読まないが、ランキングを見ると予約件数に驚く。
ちなみに今日現在予約件数1位は東野圭吾さんの「白鳥とコウモリ」、所蔵は20冊もあるのになんと670人待ち…。
私も予約待ちすることもあるが、それでも50人待ちで3か月かかった。
670人って…何年後?

私がとても重宝しているのが「延長」機能。
いつも欲張って2週間では読み切れない量の本を借りてしまうのだが、延長をしたいときにわざわざカウンターに行かなくてもスマホで「延長」ボタンを押せばまた2週間延長できるのだ。
これは本当にありがたい…。

今の図書館のシステムは回転寿司に似ている

私はこのシステムが昨今の「回転寿司」のように感じる。
ぐるぐる回るお寿司は、本棚に陳列された本。
パネルで選んで手元に届くお寿司は、予約して届く本。
「そこにあるものから選ぶ」のと、「自分が欲しているものを手に入れる」のではまったく違う。

以下は市民図書館に限った話。

本以外も豊富

2階には雑誌、CD、DVDがある。
ファッション誌もあるし、映画や本、鉄道や東北のローカル雑誌、幅広くあるし座って読むところもある(今は席数が減っているが)。
DVDはポピュラーな映画やアニメ(ディズニーとか)などもあるのでおすすめ。

気軽に立ち寄れる展示会をしている

さて、予約してた本を受け取りに行こう。
と中に入ると、正面の広いホールで何かしらイベントをやっていることがある。
アート展だったり、写真展だったり、ファッションショーをしていたり、何か企業とか大学の何かしらの発表みたいなのをやっているときもある。
ジョジョ展もやってたな。

とにかくおしゃれな空間

仙台市図書館(市民図書館)は「メディアテーク」という建物の中に入っている。
見た目もガラス張りでとにかくおしゃれで「映える」「フォトジェニック」な建物で、建物の写真を撮っている人も多い。
中から見える定禅寺通りのケヤキ並木は春夏秋冬でまったく違う風景になるのも楽しい。

そんなわけで私の大好きな仙台市図書館を勝手におすすめしました。
なんだか「節約」「図書館」のおすすめをするつもりが、ただの「メディアテークいいよ」の仙台市民になってしまった。
まぁいいか。

きっと自分が住んでいる値域の図書館が実はweb機能が充実していて、知らなかったけど実は便利!ということもあるかもしれないので、ぜひ調べてみてほしい。
コロナで「人が触った本が怖い」、という人もいるかもしれないけど、私はささっと外側だけアルコール消毒したりしなかったり。
図書館を利用してから読む冊数が格段に増えたし、読み切れなくても0円だからまぁいいやと思えるし、新刊もあるし、いいこと尽くし。
これからもお世話になります!
(たまに返却期限を過ぎてしまってごめんなさい)

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