見出し画像

合格体験記からわかる高校生がいま受験に向けてすべきこと。横浜国立大学 合格体験記 高校2年生編

こんにちは。

横浜国立大学経済学部のパスタです🍝

今回は合格体験記の高校2年生ということで、自分が高2のときに体験したことや勉強した内容を話していきたいと思います。

この記事は高校生編の続きとなりますのでまだ読んでいない方はこちらから是非読んでください。

今年からセンター試験が廃止となり共通テストに変わりますが、必ず役に立つと思いますので是非最後まで見てください♪

では行きましょう。

高校2年 春 4月〜7月半ば

高1の最後の定期テストで3科目合計が学年40番となり、完全に調子に乗っていました。

高2になってからも特に受験勉強をすることなく、定期テストの勉強だけやる、という感じでした。

数学の勉強法も染み付いてきて、数学の順位は20番前後で安定するようになりました。

こんなとき、ある噂を耳にしました。

「〇〇塾に入れば現代文や古文は定期テストの過去問が貰えるから店取れるようになるらしいよ」

定期テストにしか興味がなかった自分は、すぐに〇〇塾に入る決心をします。
(高2の6月〜高2の2月まで)

ある程度順位も高めだったこともあり、レベルが上のクラスに入れてもらうことができました。

英語文法の授業だけ受けてました。

今思えばこれが受験勉強を本気で始めるきっかけになったんですね〜。

最初の驚きは、隣の席が自分がお世話になった中学の先生の息子さんだったのです。
中学の頃の偏差値は毎回70以上。
高校の学年順位も基本1桁。

当時の自分からしたらかなりの化け物です笑

それでは終わらず、学年1桁〜10番代の人がクラスの半数以上を占めていました。

「このままではクラスを落とされる」
「授業に全くついていけない」

と感じ、今まで以上に定期テストに力を注ぎました。


数学の周回数を増やし、応用問題まで完璧に理解しました。


定期テストの英語は暗記なので気合で乗り切りました😅 


まだ青ペン勉強法には至っていません。


現代文は塾の過去問の力でなんとかしました。 

結果、学年順位が40前後→20番代

数学は100点を取ることができました♪

しかし、塾の授業には全くついていけません。

そもそも単語がわからないんです。
文法もさっぱり。

みんなはどんどん進めていく中、自分だけは間違いだらけでかなり落ち込んでました。

そして夏休みに突入します。
この夏休みで大きく人生が変わりました。

ちなみにですが、この段階では理系です。

高校2年 夏〜秋 7月半ば〜11月

このままではダメだ。
どうにかして授業についていかないと。

頭がいい子に聞くのが1番だと考えた自分は、隣の子に定期テスト以外の勉強内容を聞きました。  

「〇〇って普段何を勉強してる〜?」

といった感じに。
すると彼は、

「学校で配られた単語帳と英文法書、後は青チャートをやってるよ〜。受験勉強は早く始めないと受験に間に合わないから」

と答えました。

インターネットでも調べました。
そこでも高2のうちに英単語、英文法、青チャートで英語、数学の基礎を固めておくべきとありました。

色んな合格体験記や勉強法の記事を見ても同じことが書いてありました。

そこで、高2の夏休みから早起きして英文法、部活から帰ってきたら英単語、青チャートをひたすらやり込むようになりました。
1日の勉強時間は5時間くらいです。

友達とも遊ばなくなりました。

勉強方法はネットでいろいろ調べて自分にあいそうなものを選びました。


青チャートのやり方はこちら

英単語の覚え方はこちら

使った参考書は下の画像を見てください。

〜英文法〜
自分が使ったのは右のvintageです。
文法、語法の部分を1日100問やりました。

左のNextStageでも代用可能。
これ1冊あれば英文法の基礎は完璧になります👍

〜英単語〜
速読英単語 必修編

2月までに20周して完璧にしました。

数学は青チャートを使いました。

1日5〜10問ペースでⅠA.ⅡBを並行して進めました。

これを夏休みにやった結果、英文法では塾の授業にもついていけるようになりました。

英文法は文法、語法を4周してほとんど間違えることもなくなったので、9月からは英単語、青チャートに集中して取り組みました。  
数学で理解できない問題は先生に聞きまくりました。

塾の英語文法はvintageの復習になりましたが、今思えばこの時点でやめるべきでしたね。。。 
復習は家でもできますし。


なにより、塾への行き帰りの時間が無駄でした。

学校のテスト期間中は青チャート、英単語をお休みして学校の問題集を使いました。

順位は3科目合計13位まで伸ばすことができ、英語、数学に関しては100点を何回か取りました。

今まで触れてきませんでしたが、日本史の定期テストでは毎回クラス1〜2番でした。
定期テスト前の詰め込みのみです。

この時期に受験勉強で日本史をやる必要は全くありませんので注意してくださいね。

これ一冊で定期テストはなんとかなります👍

また、伸び悩んでいた物理でもクラス1番を取ることができました。
オススメの参考書はこちらです。

これのおかげでクラス1番だったと言っても過言ではないくらいに素晴らしい参考書です。

問題集はこれがオススメ。

エッセンスがわかりにくい人は上の2種類でかなり成績を伸ばせると思います。
MARCHも視野に入れられるくらいの参考書たちです。

話を戻します。

秋には朝5時に起きて勉強、昼休みも勉強、部活後も勉強と勉強ばかりしてました。

休日は10時間やって当たり前でした。ひたすらチャートと単語です。

この努力が後ほど実を結びます。 

冬に入ります。

高3 冬 12月〜3月

青チャートのⅠAが7周終わり、8割程度の問題は解法が一瞬で思いつくようになったため、新しい参考書を買いました。
大学への数学、一対一対応の演習です。

やり方は基本的に青チャートと同じですが、この参考書は演習問題までやりました。


青チャートの☆☆☆〜☆☆☆☆☆の問題で構成されており、全てがどこかの大学の過去問です。

2次試験で数学を使う方は是非やってほしい参考書の1つです。
必ずチャート式やFocusGOLDがある程度理解できてからやってくださいね。

また英語では、英単語力もかなりついてきたため、難解な英文を読み解く上で重要な構文把握の参考書を1冊買いました。

ポレポレです。

これも2次試験で英語がある方は通るべき参考書ですね♪ 

難しい英文の和訳がメインとなっている参考書です。
音読をすれば速読力もかなりつきます。

数学1Aは一対一対応の演習、ⅡBは青チャートを並行して進め、英語は単語とポレポレをひたすらやりました。

目標はセンター同日受験で英語8割、数学7割を取ること。

そして2月の同日受験日、英語では174点(高3のセンター本番より高い)、数学では135点を取ることができました。 

国語は104点。

努力が報われて凄い嬉しかったです。
塾で同じクラスの子たちとも英数であれば負けないくらいの実力になってました。

自分で勉強できるようになり、成績も上がったため2月に塾をやめました。
大学受験勉強において、塾は必須ではないと思います。
独学で東工大に受かった子が同じ学年にいたので。

自分の場合は、勉強のモチベーションを上げるきっかけとなったため、塾に入ったのは正解でした。

また、このときの辞める判断も正しかったです。

大学受験は自分で正しく勉強できるかどうか、にかかっていますからね。

ちなみに、この頃の志望校は京都大学でした。。

京大目指してダメだったら東北行けばいいや〜くらいの甘々な考え方をしてました。 

ですが、上を目指しておいて損はないので目標は高くしましょう👍

まとめと高2でやるべきこと

ここまで読んできて何か気づきませんか?  


そうです。
高2の受験勉強は英語と数学しかやってません。

これ、1番大事なことなんです。 

英語と数学の完成度が低いと、高3になってから英、数に大きく時間を割くことになります。 


そうすると、社会、理科、国語に使える時間がなくなるため、全て中途半端に終わるといった状況になりかねません。

今何をすべきかわからない高2の皆さん、絶対に英数から受験勉強は始めましょうね♪  

英語、数学に自身がないのに社会、理科、国語をやるのはやめるべきです。 

英数が仕上がっていれば十分受験に間に合いますので心配しないでください♪  

〜高2 英語の目標〜

国立を目指す方は英検2級取得を目標にしてみるといいかもしれません。

東大、京大、一橋などの超難関国立を目指す方は準一級レベルができると良いのではないでしょうか?

私立文系の方は英語だけでいいので、英検準一級を目標にやっていきましょう!

もちろん、それに加えて受験対策をしましょうね👍

〜高2 数学の目標〜

数学は自分と同じように青チャートなどの網羅系参考書を一通りやるのがいいと思います♪

長くなりましたが最後まで見ていただきありがとうございました♪

高校生の皆さん、正しい努力で自分の目標に向かって突き進んでくださいね。

以上、高校2年生編でした〜♪