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#90 人・本・旅③マイルールで行動を変える

何をインプットするかによって、自分の思考、行動が決まる。現状を変え、自分の成長を願うのであれば、インプットを変える必要がある。その手段として「人・本・旅」を挙げさせてもらった。(何度も言うが、ライフネット生命CEOの出口治明さんの言葉です。)たくさん人と出会い、たくさん本を読み、たくさん現場へ出かけて実感を得る。このインプットによって、君自身が変わっていくはずだ。これまでは「本」を読むきっかけづくり、「旅」のはじめの一歩を紹介させてもらった。今回は「人」との「出会い方」を紹介するよ。

多くの人と出会い刺激を受けた方がいいと思っている人は多いと思う。だったら、多くの人と出会える場所へ出向けばいいだろう。しかし、「そんな場所やチャンスなかなか無いです。」と返ってきそうだ。本当にそうかな?だって、君は朝起きてから、寝るまでの間に何人の人と出会ったかな。同じ生活を送っていると同じ人としか会わないと思っていないかな。でもね、君が思っているよりも多くの人と日々出会っているはずだよ。

例えば、ぼくはサウナが好きだ。サウナに入っていると、隣でおじさん方がおもしろい話をしている。ここで、ちょっとだけ勇気を出すんだ。頷くことで会話に反応したり、話しかけたりすればいいんだよ。「サウナ好きなんですか?」「この辺だと、どこのサウナがいいんですかね?」「サウナ流行ってるみたいですね。」こんな当たり障りのない会話からスタートしてみてはどうかな。勇気がもてない人はルールにしてはどうかな。「サウナ室に一人だけいたら話しかける」とかね。どこにだって話しかけられる相手が存在している。だた、そんな人たちを、出会いの対象から外してしまっているだけなんだ。


会話するだけでは意味がないと思う人もいるよね。「人と話すだけではなく、もっと有意義な出会いを求めているんです。」って意見はありそうだ。ここで一つ確認したいことがある。

有意義な出会いって、どんな出会いなのだろうか。

君の望む人材がバランスよくそろっている場所なんて存在しない。なぜなら、有意義かどうかは、出会ってからでしか判断ができないからだ。出会い、会話を重ねるうちに、そこに学びを見出すことになる。学びを見出せたら有意義と判断するんだと思う。だから、できるだけ多くの人と出会うしかないんだ。

そのためにやることは一つ。会わない人を決めることだ。職場の飲み会でも、いつも話をする〇〇さんとは話さないと決める。すると、他の人と会話するしかなくなる。これだけでも、いつもとは違う出会いになる。いつもとは違う出会いのおもしろさを実感できたなら、次は、知らない人が参加する飲み会へとステップアップする。ここでも、知人との会話は最小限と決め、はじめましての方との会話を楽しむ。楽しめるようになったら、もう大丈夫。君は人との出会いを求める人間になっているはずだ。

人との出会いを変えるためには、「小さな勇気」で一歩を踏み出したり、「やらないことを決めて」出会いの可能性を広げたりすればいいんだ。物事を変えるのは、「小さな勇気」と「マイルール」だ。

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