パッソクリニック

PASSOクリニックの院長が好き勝手に書いています。 実際のホームページのブログとの違…

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PASSOクリニックの院長が好き勝手に書いています。 実際のホームページのブログとの違いがあると思いますが、気にしないで読んでいただけると幸いです。

最近の記事

産後ケア事業開始!

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、10月から産後ケア事業に参画させていただき、PASSOクリニックでは産後デイケアを始めることができました!豊中市の担当の方々ありがとうございます! 補助金はぎりぎり赤字にならないかな?程度ですが、できる限りお母さんたちがお休みすることができるように環境調整を行っています。 当院で産後デイケアを行うメリットはお子さんの状態を小児科医が診察させて頂けることかなと考えています。当院の特性上、助産師による体重計測や授乳の指導だけではなく、

    • 新しい試み  産後デイケアと特定短期入所

      PASSOクリニックの湯川です。 なんとなんと。産後デイケアに参画できそうで、非常にうれしいニュースです!(まだ決定しておりません。スタッフとも相談しないと…) もし参画できたら、小児科クリニックで大阪府でも初ではないでしょうか!?おそらく日本でも3番目ぐらい!? 豊中市の行政、素晴らしい!どこのどなたが提案してくれたのか、まったく存じ上げませんが、本当にありがとうございます! どうしてもお母さんたちの自己負担と、クリニックとしての経費を考えると1時間程度の助産師カフ

      • ホームページOPEN♪

        スタッフもそろいつつあり、どんどん環境が整っていく中、本業の診療と、開業準備とに追われ、パッソクリニックの診療体制や診療内容を詰める作業をしております。 さて、そんな中、ホームページを公開し始めました。 この2か月ほど、夫婦でかかりっきりになって、業者さんに作成して頂きました。業者さんにとっても、慣れた小児科からは程遠い内容の作業でしょうし、あーだこーだと要望ばかりで申し訳なかったです。 しかし!結構良いものが出来たと考えております。感謝感謝。 ぜひ見てみてくださいね。

        • クリニック準備に大忙しです

          久しくNOTEを書いていなかったので、途中経過の報告です。 いよいよ設計も大詰めを迎え、墨出しまで終わりました。 墨出しとはなんぞや、という方も多いと思いますが、要は設計図を実際の現場に墨などで書き起こして頂くことです。それを見ながら、頭の中で3D化し、使い勝手を考えることができます。今はテープでやるらしく、意外と視覚的に理解することができ、面白いものでした。 さて、人集めもだいぶ進んできました。 せっかく色々な職種のセラピストの方々に集まっていただくので、欲張って色

        産後ケア事業開始!

          母乳とミルクの話、からの育児サポートのお話

          小児科医がこんなこと言うとベテラン先生から怒られますが、どっちでもいいんですよね。 どのミルクがよいとかも、ないです。違いは味と溶けやすさぐらいではないでしょうか。微妙にナトリウム濃度とか違っていて、未熟児や病児では関係しますが、一般の赤ちゃんには縁のない話ですね。 母乳の方がよいとか、医学的にはそこまでないです。もちろん多少のメリット、デメリットありますが、それは便利かどうかとか、生活に即した形で判断していただければ、良いと思います。まぁ、外出が一時的に便利だったり、災

          母乳とミルクの話、からの育児サポートのお話

          子育てサポートの在り方

          お母さんたちは、子育てサポートしてくれている保健師さんや、支援センターで働いてくださっている方、一時保育の先生たち、シッターさんたちや、ボランティアで預ってくださるファミサポの方々に本当に助かっていると思います。 でもですね。いまひとつ、困ったときにすがり切れない自分がいたりします。私が小児科医であるから、ということもあるし、知らない人にたいする人見知りもあったり。実際に子育てをしていて、不便だな、とか、足りてないな、とか、そんなことを思うことってないですか? 例えば、人

          子育てサポートの在り方

          アレルギーの考え方

          離乳食を始めるころになって、初めてアレルギーを心配する方が多いと思いますが、妊婦のころから、どうなんだろう?とか思われる方もいると思います。 私自身も、子供のころから、小児喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症と共に過ごし、そこそこアレルギーに苦しめられてきたため、子供はそうなってほしくないなと考えていました。 案の定、上の子供は皮膚が弱めで、すぐに乳児湿疹ができ、しっかりステロイドを塗布することで、抑えて抑えて、1歳ほどで湿疹はほとんど出ないぐらいには落ち着き

          アレルギーの考え方

          療育について(私見です)

          設立の目的でも触れましたが、多くの親御さんと子供たちには、”プレ療育”が必要だと考えています。 PASSOクリニックでは、いわゆる世間一般で言っている専門的な療育はしません。それはリハビリテーションだったり、ハビリテーションだったりするので、それは専門的な施設にお任せしたほうがよいと考えています。 さて、普通の育児ってなんなんだろうって考えたときに、子供の個性に応じた形で親が、長所を伸ばし、自信をつけさせ、苦手を対処できるように工夫してやったり、そんなことができたら、よい

          療育について(私見です)

          お母さんの憩いの場としてのクリニック

          旦那(父)が外に働きに行っている間、子供と一緒にずっと過ごすことになると24時間逃げ場がない。 気持ちの変えようがなく、自由に過ごす時間がほとんどない。 目を離したらイロイロ危ないことを知っているから、子供から目を離せない。トイレにも行けない。ごはんは立ったまま食べる。何食べたかも定かじゃない。 そこで、お母さんたちのリラックスできる場所を作りたいなと夢想しています。サードプレイスっていうらしいですね。 小児科クリニックに託児があったら。 小児科クリニックにヨガクラ

          お母さんの憩いの場としてのクリニック

          子育てサポート?

          私にも子供がいます。うまく子育てできているかと言えば、おそらくできていません。怒って子育てNGワードはバンバン飛び交い、子供を不安にさせてしまったり。子供のことで夫婦で喧嘩したり。これが日常です。 真剣に子供たちを愛し、真剣に育てようとすればするほど、空回りしてしまうんですよね~ 私の勝手な意見ですが、意外とそういうご家庭も多いんじゃないかと。たぶんその中でも、うちはひどいかもしれませんが(-_-;) で、診療中、大変そうなご家庭のお話を聞いて、”わかります!うちなんて

          子育てサポート?

          開業の理由

          開業しようと思い立ったのが、医師になって7年目。NICUで3年働き、何を思ったか、半年近くフードコーディネーターの勉強をしに行ったりしつつ、ふと、振り返ってみて、当時の自分にとって”どげんかせんといかん”と思えたのが、NICU退院後の家族の在り方でした。あんまり幸せそうに見えなかったんですよね。 考えに考えて、最終的に、開業することで、周囲にコミュニティを作り、そこで働き、保育して、仲間を作り、お互いに支えあうようなことが出来たらよいのかなと思うようになりました。その成功例

          PASSOクリニック(仮)設立へ!

          はじめまして。パッソクリニック(仮)と申します。 大阪北摂に住まう、特に取り柄のない、しがない新生児科医で、純粋な発達障害児の方々とは無縁の診療をしてきました。いわゆる自閉傾向のある子や多動傾向のある子などの風邪の診療などはしてきましたが、私自身は出来る範囲でしか対応できていませんでした。 診療していると、ちょくちょく相談はされるわけで、それに精いっぱい応えようと頑張りますが、お母さん方の期待にしっかり答えられていない自分の不甲斐なさに力不足を痛感していました。 そこで

          PASSOクリニック(仮)設立へ!