療育について(私見です)

設立の目的でも触れましたが、多くの親御さんと子供たちには、”プレ療育”が必要だと考えています。

PASSOクリニックでは、いわゆる世間一般で言っている専門的な療育はしません。それはリハビリテーションだったり、ハビリテーションだったりするので、それは専門的な施設にお任せしたほうがよいと考えています。

さて、普通の育児ってなんなんだろうって考えたときに、子供の個性に応じた形で親が、長所を伸ばし、自信をつけさせ、苦手を対処できるように工夫してやったり、そんなことができたら、よい育児っぽいですよね。(自分が実際出来ているかと言われたら、まったく自信はないですが。)

となると、発達の凸凹をサポートする療育って本来、育児サポートの延長線上にあるんじゃなかろうかと。専門家が見つめなおした育児が療育なのではなかろうか。

凸凹のない子供なんて滅多にいないわけで、多くのご家族に必要なのは、育児書みたいな判を押したような内容じゃなく、個々に合わせた形での育児サポートをすることで、療育には至らない、でも一歩進んだ育児サポートとして、”プレ”療育が必要なのでは?


親の目線で言うと、子供の個性や発達の凸凹があると、親にとっては扱いにくかったり、育児困難感を生みやすい。いわゆるグレーゾーンの子供たちに多いです。

逆に子供の目線でいえば、親の期待値がその子供にとっては不釣り合いで、できないことばかりだと、子供も困ってしまう。困ってしまうから、なんとかうまくやる方法を編み出すのだけれど、ひずみが生じて解消されないまま、小学生になるころから、無理が出てくる。

出産前からでも、”プレ療育”を提供することで、ご両親の育児業を少しでも手伝っていくことができるはず!グレーゾーンの子供たちも含めて、普通のお子さんたちも、結果的に、自信に満ち溢れた子供たちを育てることが出来たら、嬉しいですね!

これがPASSOクリニックとして考える”プレ療育”です。

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