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肩書の続き その2

前回の続きです

前回添笑゛員 を説明するために
クラフトビール = 旅のようなもの
について書いたので、今回は

一つの言語の様なもの について書きたいと思います。

クラフトビールが 一つの言語の様なもの という事については
ビール業界に新しい人が入った時とか、これからビールの事を覚えたい!という人に出会った時に使っている表現なのですが
自分としては けっこうしっくりきています

というのも、ビール詳しくなりたいんですー!
どうやったら覚えられますか??
とよく聞かれるんですが
「ビールに詳しくなるという事は、一つの言語を習得する様なものなので最短距離はありません・・・」
と答えています。

これといった教科書があるわけでもないし、
学んでいくため、覚えていくための決まったメソッドもない(あったら知りたい)。

詳しくなるための本を紹介する事は出来ても、その人が全部読んでくれるとは限らないし、また 読んだからといって、その本に書かれているビールの事に詳しくなっただけで現場やお店で即効性をもたらしてくれるわけでもない。
英語の教科書や参考書を読んでもすぐに英語を話せるようにはならないのに近いんではないかと。

だから、ビールの本を読んだり専門用語を一通り覚えたとしても、一番重要なのが 言語を学ぶ時に大事な要素である ”実践” というか ”体感してみる” ではないかと思う。

では、その”実践”、”体感してみる”が具体的に何かというと
簡単にいうと

”ひたすら飲むこと”


これに尽きると思う。

なんだ、そんなことか

と思われるかもしれないけど、どんなにネットを使って ビールのことについて調べたり、どのスタイルがどんな特徴を持っているか、とかに詳しくなったとしても、飲んだことがなければ 単なる知識でしかないし
柑橘のようなアロマが!マンゴーやピーチのようなトロピカルアロマ、フレーバーが!と書かれていても、実際にその香りを嗅いだり味わってみないことには自分の言葉、経験として語れないだろうし、聞く側もその言葉は響かないだろう。

英語だってリスニングするだけじゃ多分話せる様にはならなくて、何度も何度も声に出して喋って、発音して、を繰り返さないと正しい発音とかは身についてこないというのは、きっとイメージもできるはず。

ビールが一つの言語を覚えるのに近い。といつも言っているのはまさにこのイメージなので、

ネットでスタイルや味わいについて調べてみる。
そして実際にそのスタイルのビールを飲んでみる
しかも1回飲んだくらいじゃなくて、何度も何度もそのスタイルを飲んで味わってみる ⇐ これがめっちゃ重要
そして、ネットの情報と自分の中の経験をすり合わせて 自分の中に持っておく。

これをひたすらに繰り返してやってみて、初めて ビールに詳しくなれた と言える気がするし、
自分は 本当に誰よりもクラフトビールをたくさん何度も何度も飲んできた
という自負があるからこそ、詳しいと言えると思っています。

クラフトビール業界の為にも、自分の為にも もっともっとビールを飲みましょう!!

では、次回はいよいよ 添笑゛員 について書こうと思います!

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