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お産は生理現象 #194

こんにちは、雅(みやび)です。

今日のテーマは、

お産は生理現象

です。


医学部では『お産』は、
病気と同じ位置付けで学ぶことになります。

病気と同じ扱いなのです。

しかし、実際には、

お産は生理現象

ということを忘れてはいけません。

私たちのカラダは、自分の意思とは関係なしに

喉が渇き、
空腹を覚え、
適度なところで満腹感があり
膀胱に尿が溜まれば尿意を催し、
夜になれば、眠気がやってくる。

何ひとつ、自由意志でコントロールは
できないですけれど、カラダからは
必要な時に、必要な感覚を知らせてくれる。

生理現象は、生きるために必要なことを全て
整えてくれます。

とても重要な、精密なシステムなのです。

さて、

お産は生理現象

と聞くと、違和感を覚えるかもしれません。

しかし、病院の分娩台で出産するようになったのは、ほんの数十年のこと。

数万年の現生人類の歴史の中では、
病院がない時代から出産が繰り返されて
いまの私たちがいるわけです。

既に自宅出産で5人産んでいる女性が言うには

分娩台で仰向けになった姿勢で
明るいライトを浴びて
メスを持った医師や看護師、助産師に囲まれた状態では出るものも、出ない。

自分の一番ラクな姿勢を選べず、
痛いに決まっている。

確かに!

男の自分でも、同じ状況で「お通じしろ」と言われても
とてもじゃないが、できないだろうことは想像つきます。

これはクレームではないのですが‥

人気ドラマ『逃げ恥』の新春スペシャルをみて
違和感を感じました。

こともなげに、無痛分娩で出産していたのです。

ドラマの一場面に、目クジラを立てるのも
野暮とは自覚していますが

何気ないシーンだからこそ、
観るヒトの心に埋め込まれる影響力は大きい
と思いました。

というのも、やはり

生理現象には、意味がある。

と、どうしても思ってしまうからなのです。


PS 最近はダンナさんも、感染予防で立ち会えないらしい。



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