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育児戦争/家政夫と一緒。第四部予告編です。 第三部はその50にて最終話となり、第四部…
決戦の地へ 三人の気配に向かって林の中を走るアーチャー。 獣並みの聴力は遠くから走…
代償 タンッ、ヒュオンッ、キンッ、タタンッ! 木の葉を散らしながら死の舞を踊る赤と…
天分 冬木の夜を弾丸のように駆ける赤い外套。 屋根を蹴り、電線を伝い、路上を駆けな…
親子:後編 「わたし、わたしっ、ほんとはおとうさんと、もっといっぱいいっしょにいたかっ…
親子:前編 ────傷つき消耗した体で習得した套路を再現できるわけもなく、衛宮切嗣と…
宝具 聖人の槍は見事目標を捕らえ、罪人を磔にした。 宝具が起こす事象が“奇跡”である以上、アスカロンが的を外すわけがない────。 そも宝具とはなんだろうか。 そのどれもが魔術礼装の規定概念を大幅に超えた魔力を秘めているが、それだけでは質の良い限定礼装となんら変わらない。 では何を以って宝具は宝具と呼ばれるのだろうか。 それは“物語の再現性”。 天と地を切り離す鋸ならば、空間を断絶するように。 必ず心臓を貫く槍ならば、心臓を貫く結果を再現するように
聖人の槍 ────精神医学の世界に“自己像幻視”という言葉がある。 所謂ドッペルゲ…
霧 「おおおおおおおおおおお!」 ダガガガガガガガッ! 絞られたアサルトライフルの…
VS 破壊した玄関戸を乗り越え、屋敷内に侵入した切嗣。 玄関ポーチの壁を背に、手榴…
戦争 ────時は遡る。 「────!」 張り巡らせた探知用の宝石鳥から遠方より侵…
Interlude7-5:花 「これは、君が?」 切嗣の目前に広がるのは、色とりどりの花で満ちた…
Interlude7-4:笑顔 部屋の前から二つの気配が遠ざかるのを感じる。 切嗣たちに気を利…
Interlude7-3:理不尽 ────二週が過ぎた。 月のきれいな初夏の晩。改修を終えてピカピカになった古屋敷の廊下に座る切嗣。 今日はアイリスとの約束の日。 けれども、森へ向かうこと無くここにいる。 「⋯⋯⋯⋯」 灰色に濁り、枯れ果てた瞳は自らの欺瞞を直視していた。 美しい月は、その虚飾を露わにする。 お前は────魔術に逃げたのだろう、と。 聖杯戦争。 その報酬である第三魔法『天の杯』は第三魔法に届くものだという。 人類の救済を謡う