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【おしっこが黄色い理由がついに判明】尿の色はビリルビンだったぞ


尿の色の変化について

おしっこの色は、体の健康を知る手がかりとなります。しかし、尿がなぜ黄色いのでしょうか?今回、科学者たちはおしっこの黄金色の正体をついに解明しました。

ビリルビン還元酵素の発見

おしっこの黄色さの原因は、腸内細菌が産生する「ビリルビン還元酵素」という酵素にあることが分かりました。この新しい発見は、2023年1月3日に『ネイチャー・マイクロバイオロジー』誌で発表されました。

ビリルビンの変化過程

赤血球が古くなると、肝臓で分解される際にビリルビンが生じます。このビリルビンが腸内で特定の酵素の働きにより変化し、最終的には尿の黄色い色素となります。

ビリルビン還元酵素の特定

以前は、ビリルビンを変換する細菌酵素を特定できませんでしたが、新しい研究では特定に成功。ヒト腸内細菌の中でこの酵素を持つ主要なグループが特定されました。

健康への影響と今後の研究

この発見は健康への影響を考える手がかりとなります。例えば、黄疸や炎症性腸疾患(IBD)の症状と腸内細菌の関係を理解することが期待されます。ただし、具体的な関連性やビリルビン還元酵素の欠如がどのように影響するかについては、今後の研究が必要です。

ChatGPTより作成


オロナミンCとか、CCレモンとか、ビタミンCが入っている飲料を飲むと尿が黄色くなると言うことを経験的に知っていたけれども、でもどうして黄色くなるのかは知らなかった。

よくよく振り返ってみると、オロナミンCもCCレモンも色が黄色いわけで、これを飲むから尿が黄色くなるのだと漠然と思っていた。でも、それは違っていて、飲んだものがそのまま身体を通って尿道を抜けて出て行くわけはなく、内臓を通過するときに吸収されて、濾過されていくわけだから、透明でないとちょっとつじつまが合わない。もちろん、身体の水分が減少していたら、色が付くけれども。でなければ、味噌汁やオニオンスープを飲んだら、茶色の尿が出てこなきゃおかしい。

尿が黄色いのは古い血液を分解したために残った色素だった。身体の水分が少ないと、尿に含まれているビリルビンの濃度が高くなるから、黄色くなっていく。元は赤血球なので、色が濃くなってちゃ色になっていくのは経験則で分かっていた。

ともあれ、思い当たる節もなく尿が黄色いと脱水症状を起こしているので、速やかに水分を取ることが大事。

尿の色で水分チェック

夏じゃないけれど、乾燥しているからあまりお肌にも良くないから、色が黄色かったら、すぐに飲みましょう。自分は傍らにいつもポットを用意してます。



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