コミケが当面延期に
自分のプロフィールにもコミケの連続参加を更新していると書いているんですが、もう一年もコミケに行ってないと、そういう身体になってしまいそうで、夏の日光にじっと耐えて行列に並んだり、冬の朝に冷たい風と朝日を電車の窓から眺めるあの時間を苦痛に感じてしまわないだろうかと。
コミケは実際体力を大きく消耗するイベントなので、自分の同年代たちは殆どが離脱してしまっている。
同人誌への興味も薄れたのもあるけれど、疲れをためて割高な本を買いに行くというのも、徒労感が上回ってくるんだろう。
緊急事態宣言の延長を受けて、会場を借りてイベントをすることが困難になってしまった。
緊急事態宣言解除後の経過措置期間というのがあって、収容人数の上限が5000人または収容定員の50%のいずれかが大きい方、もしくは10000人のいずれかが小さい方を上限として定めていて、
1日の来場者の上限が1万人になった場合、まず現実的な運営は不可能。サークルだけでも3万あるのに。スタッフやボランティア、警備なども入れなきゃならない。
そして、宣言を期日通りに解除しても、経過措置期間がGWまで延長する可能性もある。
可能性の話だけなんだけれど、直前になって中止や延期になるようであれば、参加者に大きな負担がかかってしまうため、断腸の思いで延期に踏み切った様子。
コミケットのカタログを製本していた共信印刷が無くなってしまったことやコミティアが運営存続のためにクラウドファンディングをしていたのも、まだ記憶に残っている。
同人作家でも、コンスタントに作り続けて発表する場がなければ、創作する気持ちが消えてしまうのだ。
年内にきっと開催すると信じているけれど、ゴールポストが見えない暗いトンネルをいつまで走らなくてはならないのか。
さまようことにも疲れて、創作の道を外れてしまう人が増えてしまわないように、すぐにでも出口の光を見せてほしいけれど。
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