合成のりが最近すげえって言うアレが

合成のりがスゲえって話にミスリードしてしまいそうなんだけど(自分はした)、合成のりに含まれているポリビニルアルコールががん細胞に長くとどまって、効き目を倍増してくれるって話。

付け加えると、ホウ素化合物を投与して外から中性子線を患部に当てると、ホウ素化合物が核反応して、アルファ線が飛び出すから、これでガン細胞を攻撃できるんだ。

だけど、このホウ素化合物は長くとどまってくれなかったので、うまく成果が出なかったんだけれど、

このアラビックヤマトこと合成のりに含まれているポリビニルアルコールを混ぜてやるとがん細胞に長くとどまってくれる。

結果、中性子線を長く照射できる、がん細胞への攻撃ターンが続く、こうかはばつぐんだ!

今のところマウスでの実験でしかないので、人体の方にもやってもらっていい成果がでるように期待。


で、このポリビニルアルコール。ちょっと前にも記事が出ていて。


白血病患者に使う骨髄移植のために幹血造細胞が必要なんだけれど、血清が無いと増やすことが出来なかった。で、血清は高い。値段知らんけど。

何をどう思ってそうしたんだか知らないんだけれど、液体のりに入っているポリビニルアルコールを使ってみたら、なんかうまくいっちゃった。

それでいて、安い。原価知らんけど、文房具屋には普通においてあるから安いに違いない。


今まで高価な材料が必要だと思われていたものが身近にあるもので代用できたという話、感動すら覚える。


そのうち、未来の万能薬はアラビックヤマトのような容器で塗るとすぐ治るみたいね。

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